「市民協働のまちづくり~21世紀を生きる子どもたちのために」 宇都宮市長 佐藤栄一氏

下野新聞社などが主催する第二十六回しもつけ21フォーラムが十一日、宇都宮市内のホテルで開かれ、佐藤栄一宇都宮市長が「市民協働のまちづくり~21世紀を生きる子どもたちのために」と題して講演した。

人口減少社会を迎え、都市間競争が激化する中、魅力的な街づくりへの取り組みなどを語った。

宇都宮市の人口は二〇一一年をピークに減少に転じるとし、「十年、五十年、百年先を見たとき、新しい宇都宮をつくっておかないと子どもたちに負の遺産を残すことになる」と新しい施策や枠組みの必要性を訴えた。

税収減が予想される中、「行政はこれまで以上に知恵を出し、汗を流す」とした上で、「市民も自分のことは自分で、地域のことは地域で、という意識を持ち、地域に合わせた街づくりへ取り組みが大切」と「市民協働」の考え方を示した。

さらにLRT(次世代型路面電車)について、「総合的な街づくり、公共交通の確立の手段の一つとして、是が非でも造らなければならない」と述べ、高齢化社会や環境問題を説きながら、導入に意欲を見せた。

佐藤市長は一九六一年宇都宮市生まれ。二〇〇四年、宇都宮市長に初当選した。