就職氷河期世代の正規雇用の増加を目指し官民一体で取り組む「とちぎ就職氷河期世代活躍支援プラットフォーム(PF)」の第4回会議が7日、県総合文化センターで開かれ、2021年度の実績報告と22年度の支援策の承認が行われた。

 行政、経済団体、支援機関などから12人が出席し、21年度は、ハローワークでの紹介なども含め、氷河期世代の3221人を正規雇用につなげたことが報告された。20年度の実績(1993人)と合わせると、目標値である5643人の92・3%に達したという。

 22年度は、各団体がセミナーや相談体制の整備などを計画している。座長を務める栃木労働局の藤浪竜哉(ふじなみたつや)局長は「現時点では順調に推移している。個々のニーズに合った支援に向け引き続き協力をお願いしたい」と呼び掛けた。