信号機のない横断歩道で車が一時停止した割合について、本県は14.2%(前年比1ポイント増)で全国36位だったことが16日、日本自動車連盟(JAF)が公表した2020年の全国調査で分かった。停止率の改善が進んだ一方、増加幅は全国平均を下回り、19年の29位から順位を落とした。

 

 調査結果によると、全国平均の停止率は、4.2ポイント増の21.3%。本県は停止率で7.1ポイント、増加幅で3.2ポイント水をあけられた。

 停止率の上位は、長野県が72.4%で前年に続き1位。兵庫県57.1%、静岡県54.1%と続いた。隣県の茨城県は27.3%で13位、群馬県は13.9%で37位。最下位は宮城県で5.7%だった。増減幅でみると、本県の1ポイント増は32位だった。

キャンペーン 「止まってくれない!」展開中

 本県は18年調査で全国ワースト1位となった。県警は「止まってくれない!栃木県からの脱却キャンペーン」を展開。全国的に話題を呼んだ啓発用CMなどが奏功し、19年調査では、全国29位の13.2%に改善した。20年も、CMの第2弾を公開するなどの取り組みを進めていた。

 県警交通企画課は「広報や取り締まりで少しずつ数値は改善している。結果に一喜一憂せず、県民の意識を高める取り組みを継続したい」としている。

 調査は8月12~26日、全国計94カ所の横断歩道で実施。JAF職員が47都道府県で2カ所の横断歩道を50回渡り、車が一時停止するかどうか調べた。