「伝え方の技」を学ぶ 宇都宮市陽西中

 下野新聞社の出前講座「しもつけ新聞塾」が11日、宇都宮(うつのみや)市(し)陽西(ようさい)中で開かれ、2年生207人が記事の書き方や割(わ)り付けの仕方などを学んだ。

 2年生は社会体験学習の成果を新聞にまとめる予定で、体験を前に新聞作りのノウハウを学ぼうと出前講座を要請(ようせい)。整理部の中曽根宏道(なかそねひろみち)記者が先生役を務め、約100人ずつ2回に分けて教えた。

 新聞の形にまとめる意義について中曽根記者は「多くの人に、知らないことを伝えるため」と話し、作文やノートにまとめることとの違(ちが)いを強調した。

 記事を書くときは「いつ、どこで、誰(だれ)が」などの基本的要素(ようそ)をきっちり押さえることや、一つの記事に時系列的にあれもこれも盛り込むのではなく「体験学習で興味(きょうみ)を持ったこと、自分が伝えたいことは何かを絞(しぼ)り込むことが重要」と指摘(してき)。さらに「専門家に聞いたり本で調べたりすれば記事に深みが出る」「写真や表、イラストなどを上手に使うことも分かりやすく伝えるために有効」と話した。

 割り付けの練習では、伝えたい記事の順に大きさを変えることや見出し同士をくっ付けないことなど、読みやすい紙面のための技を伝授(でんじゅ)。割り付け用紙を前に生徒たちは、見出しや写真の配置場所を一生懸命考えていた。

 [写真説明]中曽根記者の話を聞く陽西中の生徒たち