発信者で異なる記事 宇都宮市雀宮南小

 宇都宮(うつのみや)市雀宮南(すずめのみやみなみ)小で6月28日、下野新聞社の出前講座「しもつけ新聞塾」が開かれ、5年生86人が新聞の構成(こうせい)や、新聞によって異(こと)なる記事の内容などについて学んだ。講師は「教育に新聞」支援室の岩村由紀乃(いわむらゆきの)次長が務めた。

 当日の下野新聞をめくりながら子どもたちは、節電の記事やスポーツ記事、4こま漫画、テレビ番組などが載(の)っていることをチェック。岩村次長は「さまざまな情報(じょうほう)が盛り込まれている新聞を読むことで普段(ふだん)の生活や学校の中から社会のこと、世の中のことを知ることができる。学ぶことができる」と話した。

 さらに東日本大震災(だいしんさい)から100日の記事を取り上げ、多くの犠牲者(ぎせいしゃ)を出した宮城(みやぎ)県、岩手(いわて)県の新聞と下野新聞の記事を比べた。被災地(ひさいち)の新聞が何面も使って家族や関係者の悲しみを伝えていることを紹介し、同じ100日でも新聞社のある場所や、読者が誰(だれ)かによって記事のボリューム、内容が違ってくることなどを説明した。

 和久井綾乃(わくいあやの)さん(10)は「被災地の新聞は死んだ人をなぐさめる記事がたくさん書いてあったり、分からなかったことが分かって勉強になった。新聞を作るとき、今日習ったことを役立てられるといいと思います」と話していた。

 [写真説明]宇都宮市雀宮南小で開かれたしもつけ新聞塾