2018年度の県内新規林業就業者は前年度比13人減の43人だったことが7日までに、県林業木材産業課のまとめで分かった。民間林業事業体の大量採用があった前年度の反動とみられる。

 新規就業者のうち男性は42人、女性が1人。年代別の内訳は10代2人、20代10人、30代8人、40代11人、50、60代以上はともに6人で、平均年齢は41歳だった。

 新規就業者のうち新卒者は4人。転職者のうち前職は農林業が8人、運送業、サービス業、建設業がいずれも6人などだった。

 17年度は民間林業事業体の採用が例年の倍近かったため、前年度と比べると大幅な減少となった。同課は「近年の中でも18年度の新規採用者は多い。新卒や女性の新規就業者もおり、着実に取り組みの成果が出ている」としている。

 県は県内の高校を訪問したり、16年に林業就業支援サイト「林ナビとちぎ」を開設したりするなどPR活動に努めている。同課は「まずは林業の仕事を知ってもらうことが大切で、今後もしっかりアピールしていきたい」とした。

 県内全体の林業従事者は4月1日時点で約630人。人材確保だけでなく、職場定着率も課題となっていることから県は本年度、経営者や指導者向けの研修会などを開く予定だ。