【宇都宮】就職を目指す若者や女性を支援しようと、市が民間企業に委託して取り組む「若年者雇用マッチング事業」「女性再就職マッチング事業」が成果を挙げている。パソコン研修や適性相談などのプログラムを通し、2016年度は若い男女受講者13人中10人が、女性は12人中10人が就職。就職者の割合が、前年度より共に約20ポイント上昇した。市は本年度も両事業を実施し、働きたい若者や女性の就職を後押しする。

 市が若年者雇用マッチング事業を始めたのは2014年度。正規雇用を目指す45歳未満を対象に、3カ月間のプログラムを実施。キャリアカウンセリングやパソコン研修、ビジネスマナーなどのセミナーのほか職場見学、企業との面談などを行っている。

 年2回の開催で、14年度は20人が受講。55%に当たる11人が就職した。15年度は12人中7人(58%)、16年度は13人中10人(77%)の雇用が実現した。

 15年度にスタートした女性再就職マッチング事業は、出産や育児などで職を離れた女性を応援するプログラム。期間は1カ月(初年度は約3カ月実施)で、パソコン講座など座学やセミナー、就職先の紹介、職場体験などを行っている。女性が参加しやすいよう託児付き。

 若年者向け同様、年2回の開催で、15年度は11人中7人(64%)、16年度は12人中10人(83%)が再就職を果たした。

 市商工振興課によると、参加者からは「同じ状況の方々と一緒に受講することができて、とても安心した」(20代女性)「受講したことで、自信や前向きな気持ちを持つことができた」(20代男性)などの感想が寄せられている。

 両事業とも本年度は第1回を6月にスタート。対象は市在住者で現在、応募を受け付けている。26日締め切り。参加無料。

 (問)両事業事務局のワークエントリー栃木事業部028・612・8643。