本県出身学生のUターンなど県内就職を促進するため、県は23日、都内で企業と学校による人材情報交換会を開いた。

 2016年3月の卒業予定者を対象にした1回目の開催。県内に本社や事業拠点を持つ企業70社と、首都圏や本県の大学、短大57校が参加した。

 いずれも過去最多で、特に企業側は申し込みが前年の3倍に達した。

 当該学生は就職活動、採用活動の解禁が今春卒業予定の学生と比べて遅くなるため、企業、学校の双方とも戸惑いがあるという。

 参加した駒沢大キャリアセンターの亀井貴子(かめいあつこ)係長は「お尻に火が付いてくれない」と、学生の動きが鈍いことを指摘。「企業がどういう学生を求めているのか聞きたい。採用活動の日程や動向も気になる」と、15社ほどと面談を重ねた。

 「売り手市場の中、各社の取り組みが見えない」というのはマニー(宇都宮市)の人事担当者。「幅広い学校と交流することで(会社を)よく知ってもらうきっかけになれば。どんな学生を必要としているか伝えたい」と、対応に追われていた。