「創業140年の歩みと150年へ向けた成長へ」 サッポロビール取締役常務執行役員 時松浩氏

 しもつけ21フォーラム(下野新聞社主催)の7月例会が27日、宇都宮市内で開かれ、サッポロビール取締役常務執行役員の時松浩(ときまつひろし)氏が「創業140年の歩みと150年へ向けた成長へ」と題して講演した。

 時松氏は、サッポロビールグループが食の分野で日本の品質を世界に生かす食品価値創造企業と不動産を生かし日本文化を発信する快適空間創造企業としてグローバルな展開を図っていることを紹介。「『新しいNo.1』商品、サービスの提供を積み重ね、世界各地で豊かな生活になくてはならない企業を目指す。イノベーションを通して『価値あるNo.1』を提供し、コミュニケーションの活性化に努めたい」と述べた。

 また、明治維新で北海道開拓使が文明国家の象徴として取り組んだビール事業が会社の発祥だとし、「挑戦することが原点」とした。「いい原料を使えば、いいビールができる」を信念に、ビール会社として世界唯一、ホップ、大麦を育種。その上で「これら信念を企業活動に起こし、常に新しさ、楽しさを提供し続ける」とし、「これは那須の工場にも凝縮されている」と述べた。

 時松氏は大分県出身。慶応大卒。1991年に入社し、取締役執行役員営業本部長などを歴任。2016年3月から現職。54歳。

 講演終了後、納涼祭が開かれ、会員らが親睦を深めた。