「地域と地域の子どもたちのために」 野球独立リーグ「ルートインBCリーグ」代表 村山哲二氏

 しもつけ21フォーラム(下野新聞社主催)の5月例会が19日、宇都宮市内で開かれ、野球独立リーグ「ルートインBCリーグ」の村山哲二(むらやまてつじ)代表(51)が「地域と地域の子どもたちのために」と題して講演した。

 BCリーグは2006年に発足した国内2番目の独立リーグ。現在は関東・北信越の8県8球団が加盟し、来季から本県と滋賀が参入を予定している。

 村山氏は「スポーツを通じた地域貢献」として、各球団が行うあいさつ運動や野球教室などの活動を説明。選手への礼儀とマナーの徹底指導にも触れ、「人間教育が一番の軸。プレー以外も子どもの模範にならないといけない」と力説した。

 選手には日本野球機構(NPB)入りを目指すチャンスを与える一方、現役に区切りをつけさせ、社会に送り出すことも役割に挙げた。「厳しい環境を乗り越えた選手を地元企業が雇用してくれるようになった」と現状を語った。

 また、新潟県の小学男児がグラウンドで急性心不全により亡くなったことを機に、全試合でシリコンバンドを販売、収益金で自動体外式除細動器(AED)を寄付したことも紹介した。

 村山氏は新潟県出身。06年3月まで電通東日本に務め、同年7月にBCリーグを運営する「ジャパン・ベースボール・マーケティング」を設立した。