「地域密着営業を掲げて」 あいおいニッセイ同和損害保険社長 鈴木久仁氏

下野新聞社主催の第94回しもつけ21フォーラムが8日、宇都宮東武ホテルグランデで開かれ、あいおいニッセイ同和損害保険社長の鈴木久仁氏(60)が「地域密着営業を掲げて」と題して講演した。

同社は合併により昨年10月に発足した後、以前から関係の深いトヨタのディーラーや日本生命の支社、TKC全国会に加入する会計事務所などのネットワークと連携したリテール戦略で販売を強化。鈴木氏は「各社の現場スタッフとどう連携を深めるか、独自の損保商品をどう開発していくかがこれからの勝負になる」と話した。

また地域密着を推進するため、社員に対しては「問題意識をしっかり持つことと、現場の声を聞き、距離を縮める現場主義を徹底している」。本県をはじめ各都道府県で情報提供、企業交流、地域貢献を図るための「AD倶楽部」を組織し、地元企業とともに活動していることも紹介した。

鈴木氏は大東京火災海上保険執行役員、あいおい生命保険社長などを経て、あいおいニッセイ同和損害保険発足に伴い社長に就任。昨年6月から日本損害保険協会長も務めている。

鈴木氏は少子高齢化、自動車保有台数の減少などに伴うマーケットの縮小、国際的な監督、規制の強化に伴うコスト増に対応するため「業界内で合併が進んだ」と説明した。