「国際医療福祉大学の役割とこれからの日本の医療」 国際医療福祉大理事長 高木邦格氏

第103回しもつけ21フォーラム(下野新聞社主催)が6日、宇都宮市のホテル東日本宇都宮で開かれ、国際医療福祉大理事長の高木邦格氏(54)が「国際医療福祉大学の役割とこれからの日本の医療」と題して講演した。東日本大震災による福島第1原発事故の影響が本県でも広がる中、放射線対策のための研究組織を発足させる考えを明らかにした。

高木氏は「福島県では除染などの問題が長引く可能性がある。大学の施設がある那須塩原市は福島と隣接している」とした上で「福島県や栃木県の方々のために、放射線対策に関する研究所のような組織を立ち上げようと、大学の幹部会で検討している」と述べた。

また、JA栃木厚生連から引き継いだ矢板市の同大塩谷病院について「常勤医は7人から27人まで増やしたが、ベッドが若干空いている」として、那須塩原市の同大病院へ病床移転を準備していると説明した。

高木氏は福岡県出身、東京医科大大学院博士課程修了。1995年、大田原市に国際医療福祉大を開学した。