「100有余年の歴史を乗り越えて」 みずほ証券社長 横尾敬介氏

 下野新聞社主催の第84回「しもつけ21フォーラム」が14日、宇都宮東武ホテルグランデで開かれ、みずほ証券の横尾敬介(よこおけいすけ)社長(58)が「100有余年の歴史を乗り越えて」と題して講演した。

 横尾氏はグローバル化や合併・統合など金融・証券業界の激変を踏まえ「国際競争に勝ち抜くことが私に課せられた使命。尊重とコミュニケーションを通じて会社業績を高め、お客さまや社会に貢献できる会社になりたい」などと語った。

 みずほ証券は昨年5月に旧みずほ証券と新光証券が合併して誕生。非存続会社ベースの創業は1891年までさかのぼり、今年で120年目を迎える。

 横尾氏は新日本証券在籍時に和光証券との合併を担当するなど、これまで4度の合併に深くかかわってきた。みずほと新光の合併については「両者の強みを合わせ、リテール(個人営業)からホールセール(法人部門)まで一貫して強みを持つ総合証券会社を目指した」と解説した。

 これまでの経験から、合併後のかじ取りについては「異なる文化的背景を持つ社員を、同じ目標に向かって走らせることが重要。また、残すものと壊すものを明確に定める必要がある」と述べた。

 今後の企業運営については「グローバル企業として、人材の多様化を意識した取り組みが必要」と、女性や外国人を積極的に幹部に登用する考えを示した。