「LED照明による省エネへの貢献」 東芝ライテック社長 福田正巳氏

下野新聞社主催の「第91回しもつけ21フォーラム」が16日、宇都宮東武ホテルグランデで開かれ、鹿沼市出身の東芝ライテック社長福田正巳氏(55)が「LED照明による省エネへの貢献」と題して講演した。

LED照明の特長として福田氏は、(1)長寿命(2)低消費電力(3)赤外線・紫外線をほとんど含まない−などを紹介。同社は今年3月、一般白熱電球の製造を中止したが、福田氏は「白熱電球は世界各国で廃止の流れ。LED照明への交換によって、二酸化炭素を2分の1から3分の1削減できる」と、地球温暖化防止に効果が高い点を挙げた。

一方で、安全面など標準化が進んでいない課題を指摘。「業界全体でLEDの基準づくりに取り組んでいる。日本の標準を世界標準とすれば、海外に出て行く上で有利になる。東芝としても今後はLEDの海外比率を増やしたい」と意気込みを示した。

また同社の鹿沼工場(鹿沼市)については「主力工場」と言及。関連会社で施設照明を手掛ける「東芝照明システム」も同市内に立地し、空港誘導灯の国内シェアが100%に近いことを紹介した。