「笑いの力で地域活性を~吉本興業100周年記念事業」 吉本興業会長 吉野伊佐男氏

第115回しもつけ21フォーラム(下野新聞社主催)が6日、ホテル東日本宇都宮で開かれ、吉本興業会長の吉野伊佐男氏が「笑いの力で地域活性を~吉本興業100周年記念事業」と題して講演した。

同社は芸能人のマネジメントやテレビ番組制作、演芸の興業などを行う吉本興業グループの持ち株会社で、大阪の寄席経営からスタートしことし創業100周年を迎えた。

吉野氏は「吉本の基本は笑い。笑いの力を用いて地域の活性化に役に立てればと思っている。東日本大震災以降、日本を取り巻く不安はずいぶんあるが笑いでその不安を解消し、先にある夢や希望を提供していかなければならない」と企業の存在意義を強調した。

地域活性化の具体策として同社が昨年から始めた「あなたの街に『住みます』プロジェクト」。47都道府県に社員と芸人を住まわせ、地域密着型の活動を展開しようとの取り組みだ。吉野氏は「秋田県では桂三若という落語家が週11回も高座に上がり地元の人に落語に親しんでもらっている」などと全国各地の成功例を紹介し、「皆さまと一緒に笑いのある地域をつくっていけたら」と呼びかけた。

吉野氏は1965年に入社し常務、副社長、社長を経て2009年から現職。