「新しい商品開発への挑戦」 サッポロビール社長 福田貞男氏

下野新聞社などが主催する第十六回しもつけ21フォーラムが十三日、宇都宮市内のホテルで開かれた。サッポロビールの福田貞男社長が「新しい商品開発への挑戦」と題して講演し、「成長への投資を研究開発と企業ブランド構築に集中する」と語った。

福田社長は、昨年七月に四つの事業会社に分離した理由を「独立性を高め、相乗効果でグループ全体の企業価値を高めるため」と説明。「市場の変化、環境の変化に左右されず、生活者の価値観をしっかりとらえ、われわれの商品を選んでもらえる強い会社にしたい」と強調した。

商品開発については、ビール味の「ドラフトワン」が今年二月の全国発売以来、大ヒットしていることを例に「消費者が個性ある商品を求めている」と指摘。今後も顧客が望む「健康」「安全」「安心」などのキーワードに沿った商品開発を進める考えを示した。

その一環として、二〇〇六年までに麦芽とホップを100%契約栽培にする方針を説明。生産地や栽培方法を公表して信頼できる商品を提供することで、「企業ブランドの確立に結び付けたい」と語った。