「FOMAによるユビキタス社会の実現」 NTTNTTドコモ社長 立川敬二氏

下野新聞社主催の「第十二回しもつけ21フォーラム」が九日、宇都宮東武ホテルグランデで開かれ、NTTNTTドコモ社長の立川敬二氏が「FOMAによるユビキタス社会の実現」と題し講演した。

立川氏は、携帯電話など移動体通信について「世界で普及率を上げる努力をしており、年々成長を遂げている」と説明した上で、日本においては九〇年代に普及し二〇〇〇年から〇一年の間に、固定電話を追い越したと語った。

「人間と機械(サイト)の通信という新しいビジネスモデルを作り出した」というiモードは一九九九年二月の導入からわずか五年間で契約数が四千万件を超え、同社の収入の二割を占めるまでになった。立川氏は今後についても「まだまだ可能性がある」と説明。特に、文字情報や映像など非音声部分が成長するとの見通しを示した上で、「ユビキタス化の一環としてとらえ、あらゆるところに情報のやりとりができる手段を用意する」と語った。

特に、第三世代携帯電話サービスの「FOMA」について、テレビ電話やゲームのダウンロード、遠隔防犯システムへの利用、決済、商取引といった使い方や可能性を紹介した。

データ通信の料金定額制については「auがやり出したので追随せざるを得ないと思う」と述べた。

◆ズーム◆ユビキタス ラテン語が語源で、いたるところに存在する(遍在)という意味。情報ネットワークに、いつでも、どこからでも、誰でもアクセスできる環境をいう。