「日本の曲がり角から見る『世界』~ホリプロの挑戦」 ホリプロの代表取締役社長 堀義貴氏
講演するホリプロ代表取締役社長の堀義貴氏=19日午後、宇都宮市内のホテル

 しもつけ21フォーラム(下野新聞社主催)の6月例会が19日、宇都宮市内で開かれ、22日に全国公開される映画「キスできる餃子(ぎょーざ)」の制作を手掛けたホリプロの代表取締役社長堀義貴(ほりよしたか)氏(52)が「日本の曲がり角から見る『世界』~ホリプロの挑戦」と題して講演した。

 ホリプロはタレントのマネジメント事業を中心に、映像・音楽の制作や公演事業などに取り組んでいる。同映画では、所属タレントの足立梨花(あだちりか)さんが主演を務めた。

 堀氏は30年後に1億人を割るとされる日本の人口減少をにらみ、「インバウンド効果が経済のベースになる」と指摘。同映画を引き合いに「中国、香港、台湾などは、まさに餃子のルーツ。餃子で何かできるかもしれない」と、世界とつながる意識を持つよう呼び掛けた。

 中国などへの進出やインターネットを生かした戦略事例も紹介。「アジアの新興国は世界最先端の文化を招聘(しょうへい)し、自国の文化を育てようという気概がある」として「羽田から7時間圏内に40億人いる。経済成長も止まっていない」と魅力を強調した。

 ギョーザの街・宇都宮を舞台に地域創生を目指した同映画を「町に対する愛情が詰まった温かい映画」と評し、「宇都宮の皆さんの二の矢、三の矢を期待している。成功した暁には、また一緒に映画を作ってほしい」と会場を和ませた。