「キヤノンメディカルシステムズにおける医療事業の取り組み」 キヤノンメディカルシステムズ代表取締役社長 瀧口登志夫氏

 しもつけ21フォーラム(下野新聞社主催)の2月例会が7日、宇都宮市内で開かれ、大田原市のキヤノンメディカルシステムズ代表取締役社長瀧口登志夫(たきぐちとしお)氏(59)が「キヤノンメディカルシステムズにおける医療事業の取り組み」と題して講演した。

 瀧口氏は先進的な技術による画像診断の医療機器を紹介し、開発や世界戦略などを説明した。「経営スローガン『Made for Life』(患者さんのために、あなたのために、そして、ともに歩むために。)の概念は非常に奧が深い」と述べ、健康、命、医療従事者のことを考え、商品寿命を全うするまで携わる意味も込めていることを強調した。

 高齢社会や医療費増大への対応にも触れながら、(1)疾病の早期発見など高い臨床価値(2)医療従事者の負担軽減を図るワークフローの改善(3)病院経営への貢献−の三つの価値提供を重視している点にも言及した。

 2016年12月のキヤノングループ入りについては「資本関係や会社名の変更など激動だったが、成すべきことをしっかりやり、栃木県北を中心に世界で活躍していきたい」と述べた。

 瀧口氏は横浜市出身。東大工学部卒業後、東芝に入社。14年から東芝メディカルシステムズ(18年1月に社名変更)社長、17年からキヤノン専務執行役員メディカル事業本部長。