「プリンスホテル今昔物語 そして未来へ」 プリンスホテル顧問 赤坂茂好氏

 会員制組織「しもつけ21フォーラム」の12月例会(下野新聞社主催)が13日、宇都宮市内で開かれ、プリンスホテル顧問の赤坂茂好(あかさかしげよし)氏(71)が「プリンスホテル今昔物語 そして未来へ」と題して講演した。

 赤坂氏は日光市出身。2008年に営業を終えた日光プリンスホテルに長年、勤務し、支配人も務めた。

 親会社の西武ホールディングスが富裕層向けに始める会員制ホテル事業で開業地に挙がる日光では、中禅寺湖を望む同ホテル跡地に開業する考えを明らかにした。時期は未定だが、「生まれ故郷ですので、できれば早くに」と述べた。

 また本県の観光動向に触れ、若年層とインバウンド(訪日外国人客)の取り込み強化を課題に挙げた。

 宿泊旅行者の年齢分布で本県は、50~79歳が6割と全国平均に比べ高い一方、20~34歳は2割に届かず全国より5ポイント以上低い。13~17年の外国人宿泊者数でも伸び率は全国の半分以下と、後れを取っている。

 「スキー場などでの過ごし方を見ても、外国人はほぼホテルで夕食を取らず、街へ出てわいわい過ごす。ナイトタイムは非常に重要になる」と指摘した。

 赤坂氏は日大卒業後、中宮祠林業に入社し、1976年、国土計画(現プリンスホテル)に所属替え。2015年、社長に就任し6月から現職。

(田面木千香(たものきちか))