2021年卒業の大学生らの採用を予定していた企業のうち、全く採用が決まっていない企業が前年比で9・1ポイント増の36・6%となったことが18日、就職情報会社「マイナビ」の調査で分かった。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が長く続いた地域や、オンラインへの対応が遅れた中小企業で採用への影響が大きかった。

 調査によると、採用の決まっている人が全くいないと答えたのは、従業員300人未満の企業では43・3%。千人以上では16・0%で差が目立った。地域別では、緊急事態宣言の解除が5月25日と遅かった北海道が52・9%と最も多く、九州40・9%、関西と関東がそれぞれ39・0%と続いた。

 22年卒業予定の学生については、採用数を21年卒並みで実施すると回答した企業が55・4%となる一方、「実施する予定で人数は未定」が16・8%、「減らして実施する」が3・7%だった。調査は6月5~29日に実施し、約2900社の回答を得た。