栃木労働局が1日発表した9月の県内有効求人倍率(季節調整値)は、前月と同じ1・38倍となり、3カ月連続の低下から横ばいとなった。有効求人数と有効求職者数が共に増え、増加幅が同じだった。

 雇用情勢判断は、2カ月連続で「引き続き改善基調にあるものの、このところ改善の動きが弱まっている」とした。全国は1・57倍。本県順位は二つ上がり34位だった。

 県内の新規求人倍率は前月を0・02ポイント上回る2・06倍、正社員求人倍率は変わらず1・07倍だった。新規求人数(原数値)は、前年同月比1・2%増の1万4536人、新規求職者数は4・9%増の7079人だった。雇用保険受給資格決定件数は12・3%増の1467件だった。

 産業別では、製造業は12・9%減となり、7カ月連続で前年を下回った。浅野浩美(あさのひろみ)局長は「前年同期は新工場の立ち上げなどに伴う増員募集があったが、今年は補充にとどめる傾向にある」と説明した。

 運輸業、郵便業は8・0%増で、3カ月ぶりに前年を上回った。お歳暮時期に向けて早めの求人募集があったことなどが要因という。

失業率2・4% 6カ月ぶり悪化 9月全国、総務省調べ

 総務省が1日発表した9月の完全失業率(季節調整値)は2・4%で、前月と比べて0・2ポイント増となり、6カ月ぶりに悪化した。厚生労働省が同日発表した9月の有効求人倍率(季節調整値)は前月比0・02ポイント減の1・57倍で、2カ月ぶりに低下した。