「LINEが目指す決済革命」  LINE Pay取締役最高執行責任者(COO) 長福久弘氏

 会員制組織「しもつけ21フォーラム」2月例会(下野新聞社主催)が7日、宇都宮市内で開かれ、LINE Pay(ライン ペイ)取締役最高執行責任者(COO)の長福久弘(ちょうふくひさひろ)氏(36)が、「LINEが目指す決済革命」と題して講演した。

 同社は、キャッシュレスの一手法であるスマートフォンを使った決済サービスを手掛ける。キャッシュレス決済比率が20%程度と韓国や中国に比べ低い日本。政府が2025年に40%まで高めたいとする中、長福氏はキャッシュレス化の必要性を説いた。

 理由について、日本の人口減少やアジア圏などのインバウンド(訪日外国人客)対策を挙げ「労働者が減る中、(店側は)小銭の用意などの労力を減らせる。東京五輪などを控え、インバウンドの囲い込みを考えると、キャッシュレス化は必須だろう」と述べた。

 この際、小規模事業者にも優しい、導入の初期費用が抑えられるスマホ決済の利点に触れ、親会社LINEの無料通信アプリ利用者が国内7800万人をはじめ、主にアジア圏で拡大していると紹介。他国の同様アプリと連携すれば、「(決済サービスが)アジアの8割ぐらいを網羅できる」と自社の強みを強調した。

 長福氏は立正大経営学部卒。アドバンテージなどを経て09年、ライブドア(現LINE)に入社。17年12月から現職。東京都出身。