栃木労働局が29日発表した8月の県内有効求人倍率(季節調整値)は、前月を0・02ポイント下回り1・33倍だった。パートタイムを中心に有効求職者数が増えたのが要因。求人状況は堅調に推移しているとして、雇用情勢は「改善が進んでいる」と判断を据え置いた。

 同倍率は2カ月連続で前月をわずかに下回ったが、今春以降ほぼ横ばいで推移している。白兼俊貴(しろかねとしき)局長は「マンパワーが欲しいというのは全体的に言える」とした上で、今後の動向について「求人も、求職もちょっとした動きで数字が動くので、そこに惑わされず全体を見ていきたい」と話した。

 新規求職者数(季節調整値)は前月比8・4%増の8116人。一方、新規求人数(同)は1・5%減の1万4465人だった。

 新規求人倍率(同)は0・18ポイント下回り1・78倍。正社員求人倍率は0・02ポイント下回り0・94倍となった。

 新規求人を産業別に見ると、製造業、宿泊業・飲食サービス業などで増加が目立ったのに対し、卸売業・小売業はスーパーの採用計画に伴う影響などで減少した。