企業の海外展開を支援する日本貿易振興機構(ジェトロ)の県内初の出先機関となる「ジェトロ栃木貿易情報センター(ジェトロ栃木)」が来年4月にも、宇都宮市ゆいの杜(もり)1丁目のとちぎ産業創造プラザ内に開設される見通しとなったことが20日、分かった。

 ジェトロ関係者が27日に本県を訪れ、福田富一(ふくだとみかず)知事に設置決定の通知書を手渡す予定。県内中小企業の海外展開や、県産品の海外販路開拓などに向けたサポート体制が整うことになる。

 設置される同プラザ内には、海外ビジネス支援事業などに取り組む県産業振興センターをはじめ、県内企業を支援する複数の団体が入居しており、関係機関との連携を強化する狙いがある。ジェトロ栃木は5人前後の人員体制で業務を開始するとみられる。

 ジェトロ栃木についてはことし1月、福田知事が講演会の席上、本県経済の国際化や県産農産物の輸出拡大などを狙いに県内への事務所誘致を表明。県は本年度、とちぎ海外展開推進協議会を設置して県内市町や経済団体などと連携した誘致活動を行い、6月30日には関係団体と連名で設置要望書をジェトロに提出していた。