「サッポログループの昨日・今日・明日~栃木県の皆さまとともに」 サッポロホールディングス代表取締役社長兼グループCEO 上條努氏

 第123回しもつけ21フォーラム8月例会(下野新聞社主催)は6日、宇都宮市本町の宇都宮東武ホテルグランデで開かれ、サッポロホールディングス代表取締役社長兼グループCEOの上條努(かみじょうつとむ)氏が「サッポログループの昨日・今日・明日~栃木県の皆さまとともに」を演題に講演した。

 サッポロビールは今年、創業137年を迎える。上條氏は先進的な事業展開の歴史や、国内外での最近の取り組みを紹介。現地工場も置くベトナムでは国民の平均年齢が若く、経済成長も著しい現状を解説し、「2020年ごろには日本を抜き、中国に次ぐアジア第2位のビール消費国になる」と営業展開に注力する背景を説明した。

 同社は07年秋から、那須工場でビールづくりを始め、プレミアムビールなどの生産量が少ない高付加価値商品を出荷している。

 また、大麦とホップの両方を原料から育てている世界唯一のビール会社で、県内でも栽培している。「那須工場があることを一つの支えに、栃木県の皆さんとの関係をさらに深めていきたい」と述べた。

 上條氏は1954年生まれ。仙台市出身。慶応大法学部卒業後、サッポロビールに入社した。09年にサッポロホールディングス常務取締役に就任し、11年から現職。