「我が国経済社会の変化と警備業の役割−ALSOKの新たな挑戦−」 綜合警備保障代表取締役社長最高執行責任者(COO) 青山幸恭氏

 第120回「しもつけ21フォーラム」(下野新聞社主催)が14日、宇都宮市上大曽町のホテル東日本宇都宮で開かれ、綜合警備保障代表取締役社長最高執行責任者(COO)の青山幸恭(あおやまゆきやす)氏(60)が「我が国経済社会の変化と警備業の役割−ALSOKの新たな挑戦−」をテーマに講演した。

 警備会社大手の同社は、企業、個人などに各種セキュリティーサービスを提供。北関東綜合警備保障(宇都宮市)をはじめ国内外に68のグループ会社がある。

 一般刑法犯の認知件数は戦後の混乱期に増加し、その後、沈静化したが、1970年代から再び増加に転じた。青山氏は「社会構造の多様化に伴い詐欺事件や、外国人犯罪が増加している」と指摘した。

 顧客から求められる役割に、生命などを守る「フィジカルセキュリティー」と、企業情報などを守る「情報セキュリティー」を挙げ、「ハード面だけでなく、情報セキュリティーを含めすべてを守ることが21世紀型の警備会社の使命だ」と強調した。

 アジアやアフリカなどで日系企業や在外大使館の警備を展開していることも紹介。「伸びゆく東南アジアがメーンターゲット。日本企業が進出していくところをお守りしたい」と述べた。

 青山氏は東京大法学部卒。財務省退官後、08年に綜合警備保障に入り、12年から現職。