「スカパーJSATグループの衛星ビジネス展開について」 スカパーJSATホールディングス社長 高田真治氏

 第119回「しもつけ21フォーラム」(下野新聞社主催)4月例会は19日、宇都宮市上大曽町のホテル東日本宇都宮で開かれ、スカパーJSATホールディングスの高田真治(たかだしんじ)社長(60)が「スカパーJSATグループの衛星ビジネス展開について」をテーマに講演した。

 同社は世界第5位、アジア最大の衛星通信会社。赤道の上空約3万6千キロの宇宙空間に衛星16機を保有する。

 有料多チャンネル事業では映画やスポーツ、アニメ、音楽などを放送し、個人契約件数は約382万9千件。Jリーグは全試合中継しており「ホームの観客動員数が多いチーム(地域)ほどスカパー!の加入件数も多い。栃木SCを応援してほしい」と呼び掛けた。

 世界に先駆けたスーパーハイビジョン4K放送の実現にも積極的に取り組んでおり、「有料放送である以上、技術の最先端をいきたい」と意欲をみせた。

 宇宙・衛星事業では東日本大震災発生時の活用事例などを報告。「衛星通信の成長性は疑いがない。いろいろなニーズに対応し、世界で戦うために衛星の保有機数をもっと増やしたい」などと話した。

 高田氏は岡山県出身。一橋大卒。日本テレビ放送網執行役員営業局長などを経て、2010年にスカパーJSATホールディングス副社長となり、11年4月から現職。