高校生が林業事業者の指導の下、間伐や下草刈りなどを行う林業就業体験が17日、矢板市と日光市で行われた。県森林組合連合会が初めて実施した「林業就業マッチング事業」の一環で、鹿沼南高環境緑地科林業コース2年の生徒9人がチェーンソーの効果的な使い方や安全な作業の進め方などを学んだ。

 同事業は林業への就業意欲が高い高校生を対象に、林業の認識を深めて円滑な就職を支援することが目的。10月下旬から11月下旬の計5日間、チェーンソーの作業資格取得や林業の現状と課題についての学習、作業現場での事故に備えた救急訓練などを行ってきた。

 林業現場での実習は同事業の最終段階に当たる。矢板市の高原県有林では、同校の女子生徒4人が同市の高原林産企業組合の従業員の指導を受けながら、間伐や伐採した木を丸太に切り分ける作業に挑んでいた。

 参加した高田江美(たかだえみ)さん(16)は「現場で働く人の指導を受けることはすごく良い機会になった」と話した。早乙女(そうとめ)愛海(まなみ)さん(16)は「将来は林業関係の職に就きたいので、今から少しでも仕事を覚えたい」と意気込んでいた。生徒らは18日も実習を続ける予定。