思いも縁も形に
  大切な地元に特別な一日をつくっていく

プリオホールディングス
ヴィラ・デ・マリアージュ宇都宮 支配人
栃木エリアブライダルマネージャー
船山 侃人さん / 31歳

思いを形に。大切な一日をプロデュース

 結婚式場「ヴィラ・デ・マリアージュ宇都宮」で支配人を務めています。結婚式を執り行う組織をマネジメントするためには、プランナー業務だけではなくサービスやキッチン、司会、音響、カメラマンなど、関わるスタッフ全員の動きや関わり方を幅広く理解することが求められます。

 

 効率を重視するなら〝分業制〟を取るべきですが、私たちの仕事においては、式場見学の案内から始まり、打ち合わせ、結婚式当日まで、〝一生に一度の大切な日をチーム全員で作り上げる〟ことを大切にしています。例えば、おもてなしの要でもある料理においては、料理長と一緒に地元の生産者さんを訪問し、食材に注ぐ生産者さんの愛情や思い、素材の特徴や魅力を知った上でレシピを考案しています。自然に恵まれた栃木県は、農・畜産物の宝庫です。生産者さんの思いを受け、そのおいしさを最大限に引き出した料理が新郎新婦やゲストの皆さまの記憶に残る特別なものになると思うと、一つひとつのプロセスがやりがいにつながります。

〝縁〟を大切に、家族の歩みに寄り添う

大学時代に「ヴィラ・デ・マリアージュ宇都宮」でアルバイトをしていました。当時の仕事は配膳がメインでしたが、〝誰かの特別な日に関わることができるっていいな〟と思ったことをきっかけに、ブライダル業界への就職を決意しました。新郎新婦の「思い」や「価値観」という抽象的なものを形にするという仕事には、もちろん大きな責任とプレッシャーを伴いますが、お客さまの笑顔に携わり、「ありがとう」という声を直接聞ける喜びは、入社10年目の節目を迎える今も変わりません。

 2000年にオープンした「ヴィラ・デ・マリアージュ宇都宮」は、今年で24年目を迎えます。結婚式の日はゴールではなく、新たな〝縁〟の始まり。毎年の結婚記念日をはじめお子さまとの食事など、結婚式後の家族の歩みを思いも縁も形に見守っていけるような場所でありたいと願っています。

イベント開催で、地域の交流拠点に

 生まれも育ちも宇都宮なので、休日は地元の友人や都内にいる大学時代の友人と旅行に出かけたり、おいしいものを食べたりしてリフレッシュしています。また学生時代、野球部に所属していたので、東京ドームで野球観戦を楽しむこともあります。私自身、綿密に計画を立てて出かけるタイプではなく、まず出かけて、行った先で楽しみを見つけるのが好きな性格なので、1泊2日で沖縄に行くなど、弾丸旅を楽しむこともあります。

 

 栃木県には、私を含めて地元愛が強い人が多いと感じます。今後、ヴィラ・デ・マリアージュを結婚式だけではなく、人生を豊かにする地域の交流拠点にしたいと考えています。2022年夏にはウツノミヤテラスにアンジェロコート東京宇都宮がオープンし、立ち上げのメンバーとして関わりました。結婚式だけではなく、人生のアニバーサリーや県内外の方へのおもてなし、企業様のパーティーなどを通じて宇都宮におけるレストランの役割についても理解を深めることが出来ました。この経験を活かし、昨年のクリスマスにはヴィラ・デ・マリアージュでクリスマスマーケット風のマルシェを開催しました。

 イベントの企画・運営に携わることで地元企業や団体、個人とのつながりを深め、地域経済を盛り上げていきたいです。

 
 

〒103-0028
東京都中央区八重洲1丁目5-17
八重洲香川ビルディング6F
03-6202-4122
https://villasdesmariages.com/location/utsunomiya/
https://angelo-court-tokyo.com/utsunomiya/

PRIOR:第一級の本物を結婚式やパーティー、レストランを通して伝えて参ります