
食の力で街を彩れることで
私たちの職も進歩していく
研究開発部 主任
生産部 資材担当
自ら手がけた商品が世に出る感動は格別
大手コンビニエンスストアで販売する中華まんの商品開発を行っています。市場調査や他社競合品の分析を行い新商品の開発を進めます。食品製造には多様なプロセスが含まれ、原材料の選定から始まり、レシピ(配合情報)を設定して試作をくり返します。試作品の評価・分析結果をふまえ改良を重ね、商品設計を確定しています。パッケージ等に記載される食品表示や品質を確かめ、工場ラインでの本生産を行い生産品を評価するところまでが1年間の流れです。

大学時代は中華料理店で6年間アルバイトをしていました。食べることが好きで食に興味関心があったことから食品業界への就職を選びました。「もっとおいしいものを作りたい」というこだわりが試作品の完成度を高め、夢中で作ることが仕事の楽しさにつながっています。現在はピザまんを担当し、チーズの伸びやコク、生地やトマトソースとの絶妙なバランスを追求しています。自分が手がけた商品が店頭に並ぶとうれしくなりますし、家族や友人に「おいしかった」と言われると誇らしい気持ちになります。
毎週大手コンビニの担当者と定期商談をしていますが、開発のスピード感を求められるので、知識・経験に加え技術力のアップデートが必要です。安全・安心を追求するために、「食品表示検定」中級の資格を昨年取得するなど、スキルや知識の向上に努めています。
三世代で満喫!便利・安全な栃木の暮らし
生まれ育った福島県を離れて栃木県の大学に進学し、そのまま栃木で就職しました。休日は2歳と0歳の娘たちと遊びながら日々の成長を楽しむほか、子どもたちが寝たあとは、運動不足解消のために妻とヨガやストレッチをしています。また、二世帯住宅を建て、昨年から私の両親も一緒に暮らし始めました。降雪量も少なく災害も少ないので、家族全員が栃木での生活に満足しています。
「利益出したい」交渉が醍醐味

当段ボールや化粧箱、中華まんの敷紙など、紙製資材の購買業務を担当しています。企業の利益は、商品の販売価格と原価の差額で決まるため、仕入先との価格交渉を通じて原材料を低価格で仕入れることができれば企業の利益に直結するという重要な業務です。人と話すのが好きなので、多数のメーカー担当者とのやり取りを通じて双方に最適な方策を導き出すことが購買業務の醍醐味です。また各製品の原価を算出し、書類を作成する業務も担っています。原材料費や製造コストなどの可視化により、自分が関わっている包装資材でどれだけ利益を出せたかが分かるので、その達成感がやりがいにつながっています。今後は会社のDX化を推進し、工場の生産性向上やバックオフィス業務の効率化にも携わりたいです。
仕事も趣味も。食への好奇心で日常を彩る
栃木県内の大学に進学し、経営学を学びました。“ものづくり”が好きで、大学の先生からも「メーカーが向いているのではないか」とアドバイスをいただきました。食に対する関心が高かったことから、食品メーカーへの就職を選びました。チーズとお酒が大好きで、宇都宮市内のチーズ専門店で「チーズ講座」を受講したことをきっかけに、都内で開催されるチーズイベントにも参加しています。昨年はワインの資格を取得したので、今年は日本酒の資格にも挑戦したいです。休日は家族や友だちとスポーツ観戦や音楽フェス・ライブを楽しんだり、SNSをチェックして新しい飲食店を開拓したり、遠出したり、趣味がたくさんあって時間が足りないと感じるほどです。食に関する興味や知識が深まることで、仕事へのモチベーションも上がります。地元食品メーカーの社員として、食で地域を盛り上げていきたいです。

〒320-0821
栃木県宇都宮市一条4丁目1番16号
028-634-2441
https://www.futabafoods.co.jp/
アイスクリーム類や氷菓、中華まんじゅう・餃子等の冷凍調理食品、マロングラッセ、ゼリー類の製造・販売ならびにレストランや餃子店経営をしております。私たちの商品を手に取っていただく方々の楽しい笑顔や弾む会話こそが、私たちの仕事の原動力です。