下野新聞社は1月に紙面を刷新します。大型企画「アカガネのこえ」は、銅山閉山から半世紀となる2023年、足尾が発するさまざまなメッセージを読み解きます。「私の生きた刻(とき)」では、日本バスケットボール殿堂入りした伝説的プレーヤー、栃木市出身の生井けい子(なまいけいこ)さんの半生をたどります。1面の人気企画の続編「続・色いろいろ」も始まります。ご期待ください。

 アカガネのこえ 足尾銅山閉山50年

 明治期に国内一の産出量を誇った足尾銅山は、日本の公害の原点といわれる鉱毒事件ももたらしました。閉山後は地域の人口減少にあえぐ一方、煙害などで荒廃した山々では緑化の取り組みが続いています。近代日本とともに歩んできた「銅(あかがね)のまち」の姿を見つめ、足尾が今、発信するメッセージに大型企画で迫ります。1面または社会面。1月1日から。

 私の生きた刻

 1970年代にバスケットボール女子のトップ選手として活躍した生井けい子さん。世界選手権でのMVP、得点王など打ち立てた金字塔は数知れず。日本人女子選手として今も「史上最高」と語り継がれるプレーヤーの歩みを語っていただきます。総合社会面。毎週土曜日。1月中旬から。

 東京発 Startup! とちぎ人たちの挑戦

 首都圏の「スタートアップ(新興企業)」の経営中枢で活躍する本県出身者がいます。創業のきっかけや事業展開、成長に至るまでの挑戦を描き、起業や経営のヒントを探ります。経済面。隔週金曜日。1月20日から。

 学生記者が行く 栃木いいね散歩

 白鴎大(小山市)地域メディア実践ゼミの学生たちが県内全域の気になるスポットを訪れ、魅力をリポートします。従来の「県南いいね散歩」から取材エリアを拡大、紙面の装いも一新します。日曜くらし・学ぶ面。毎月1回掲載。1月8日から。

 続・色いろいろ

 日本の伝統色を解説する「色いろいろ」に代わり、世界の色を紹介する「続・色いろいろ」をスタートさせます。日本でも定着し、なじみの深い360色を取り上げ、名前の由来や秘話などをつづります。1面。毎日掲載。1月中旬から。