県立聾学校 独自のスクラップも披露

 県立聾学校(藤井康夫校長)で4月27日、下野新聞社の出前講座「しもつけ新聞塾」が開かれ、中学部の生徒17人が新聞の構成や特徴、新聞の作り方などについて学んだ。

 同校は今年10月に行う学校祭「栃聾祭」で、調べ学習の成果を壁新聞などで発表する予定。このため、同祭での発表に向けて新聞全般や新聞作りについて学ぼうと、講座開催を要請した。

 講師は「教育に新聞」支援室の岩村由紀乃次長が務め、同校教師が交代で手話通訳をした。岩村次長は、下野新聞社がNIEの教材として作製した「新聞作りの教科書」や当日の下野新聞などを参考にしながら、約2時間にわたって講義をした。

 生徒たちは、新聞作りに取り組む三つの班に分かれて学習。岩村講師が新聞スクラップの説明をすると、独自に新聞スクラップに取り組んでいる生徒から作品が披露されたり、授業の最後には質問や感想が活発に寄せられるなど、新聞に対する関心の高さがうかがえた。

 中学部3年の石川剛己君は「新聞は読む人の立場に立って情報を分かりやすく伝えてくれるので、生活に必要なものだと実感した。今まであまり新聞を読んでいなかったが、これから読んでみようと思った」と感想を述べていた。