人をつなぐ“明かり”に 那須塩原のバーテンダー 語り合い、幸せなひととき
夜に見つめる 第3部「交差」⑥
初めて訪れるバーのドアを開ける時に感じる緊張感は、すぐにほぐれていく。
4月下旬、那須塩原市末広町のバー「Jeud’amour(ジュダムール)」のカウンターには常連客らが並び、グラスを手に会話に花を咲かせていた。
大人がこだわりの酒をたしなむ寡黙な場、のイメージとは異なるフランクな雰囲気に「想像するバーよりにぎやかでしょう」と、面前に立つオーナーバーテンダー秋元孝行(あきもとたかゆき)さん(53)が笑った。
秋元さんの友人や仕事帰りの会社員グループ、近くに住む高齢者-。普段の生活では接点がない人たちが秋元さんを介し、自然と混じり合い、語り合う。
目指してきたのは「人と人とをつなぐ場」。黒磯の夜にカクテルの明かりをともし、30年近くになる。
◇ ◇
若さ故の単純な理由だった。
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