「NTT改革」 NTT取締役相談役 宮津純一郎氏

下野新聞社が主催する第九回「しもつけ21フォーラム」が十七日、宇都宮市の宇都宮東武ホテルグランデで開かれ、NTT取締役相談役の宮津純一郎氏が「NTT改革」と題し講演した。宮津氏は、NTTの組織改革などを説明した上で、今後は光ファイバーを使った超高速インターネット通信サービスが、急激に増える見通しを示した。

宮津氏は「民営化の時より、ここ数年の動きの方がはるかに大きい。(携帯電話などの)移動体は一九九三年ごろから急激に増え、今は加入電話を超えてしまった」と話し、移動体通信やインターネット関連サービスが占める割合が高くなっている状況を説明した。

さらに、光ファイバーを使ったインターネット通信サービスのBフレッツについて「二〇〇一年(の加入数)は数万件だったが、〇四年は(累計で)百万件を超えるんじゃないか。百万売るまでは大変だが、当たると急激に増える」と自信を見せた。ADSL(非対称デジタル加入者線)については、「過渡期的なサービス」と位置付け、光ファイバーの将来性に期待感を示した。

光ファイバー接続サービスに関し、公正取引委員会から独占禁止法違反で排除勧告を受けた問題について宮津氏は「一生懸命普及させようと、総務省(の考え方)に近い感じでやっている」と理解を求めた。