「観光旅行需要の創造について」 JALセールス社長 岡崎俊城氏

下野新聞社が主催する第五回「しもつけ21フォーラム」が七日、宇都宮市の宇都宮東武ホテルグランデで開かれ、旅客販売会社のジャルセールス(JALセールス)社長の岡崎俊城氏が、「観光旅行需要の創造について・日本から二万人も行くJALホノルルマラソンの魅力」と題し講演した。

同社は、日本航空システム(JALグループ)の航空券販売業務などを手掛ける会社で、二〇〇二年十月に発足した。

岡崎氏は、各航空会社がシェア争いに没頭する出張などの業務渡航と違い、「観光旅行はわれわれの力で需要を作らなければならない」と訴え、その代表的な例として、日本航空が特別協賛をしているJALホノルルマラソンを紹介した。

日本から毎年二万人が参加する同マラソンの魅力について、「制限時間がないこと。六時間以上かかってゴールした人の半分は、涙するといった感激がある」と説明。さらに、ボランティアとして協力してくれるオアフ島の市民の力などを挙げた。

岡崎氏は「ハワイに団体観光で二回も三回も行かない。何か企てをすることで、行ってもらうことができる」と指摘。今年から、JALがアマチュア・サイクリング・イベントの「ホノルルセンチュリーライド」を協賛するといった試みを紹介し、「業界すべてが需要創造を心掛けるとともに、私自身もこういう運動をしていきたい」と語った。