お芋ノもんぶらん
芋ノわ 上三川
出来たてをその場で

仕上げにオリジナルの日光しょうゆ蜜をかけて味わって
仕上げにオリジナルの日光しょうゆ蜜をかけて味わって

 2022年にオープンしたお芋スイーツ専門店。県内をはじめ茨城などさまざまなサツマイモを使用しています。アイデアとこだわりの製法から生まれた商品は40種類以上あり、「どれもお芋の自然な甘さを生かしています」と話す代表の加藤一枝さん(49)。
 注文を受けてから目の前で絞るアイスケーキ「お芋ノもんぶらん」(790円)は、出来たてのおいしさをその場で味わってほしい一品です(店の外のベンチを利用)。ケーキの中には「紅はるか」の自家製熟成焼き芋や玄米フレーク、ミルクアイスなどがたっぷり。サツマイモの上品な風味を存分に楽しめます。
 ペーストやダイスなどをたっぷり使った「お芋ノぷりん」もお薦め。

お芋スイーツ専門店「芋ノわ」
お芋スイーツ専門店「芋ノわ」

上三川町上蒲生2186の1
☎0285・39・6605
午前10時~午後5時半
不定休 ※詳しくはインスタグラム(imo_no_wa)で
Ⓟ6台

 

 

 

 


大谷石ふかし焼き芋
大谷石ふかし焼き本舗  宇都宮
蒸してなめらか新食感

観光客とのコミュニケーションを楽しむ池田さん
観光客とのコミュニケーションを楽しむ池田さん
 
皮ごといけるしっとりした食感と優しい甘さに感動!
皮ごといけるしっとりした食感と優しい甘さに感動!

 石材業を営んでいた店主の池田克雄さん(76)が、大谷の名物にと10年前に販売を始めた「大谷ふかし焼き芋」(大・300㌘以上450円、中・250~300㌘400円、小・250㌘以下300円)。「うちのは焼き芋じゃないよ。大谷石の蒸気で蒸しているから焦げがないんだよ」と池田さんが言う通り、しっとりとなめらかな新食感が魅力です。
 使用するのは、味がしっかりしていて製法に合っている茨城産の「紅はるか」のみ。メーカーに特注したガス釜の中には、キューブ状に加工した大谷石が敷き詰められています。〝大谷石マジック〟にかかったおいしさ。冷し焼き芋も人気です。

大谷石の加工所だった場所にオープンした「大谷石ふかし焼き本舗」
大谷石の加工所だった場所にオープンした「大谷石ふかし焼き本舗」

宇都宮市大谷町1158
☎090・3142・0997
午前10時~午後5時
(売り切れ次第終了)
水・木曜休
Ⓟ市営大谷駐車場(無料)を利用

 

 

 

 


スイートポテト
焼き芋専門店 芋しん 宇都宮
濃厚な芋蜜がポイント

「紅はるか」と「紅あずま」の2種類のペースト、糖度60度の芋蜜を使用した「スイートポテト」
「紅はるか」と「紅あずま」の2種類のペースト、糖度60度の芋蜜を使用した「スイートポテト」

 全国屈指のサツマイモの産地、茨城県の農家で生まれ育ったオーナーが、同県産サツマイモを使った「焼き芋のおいしさを県外の人にも味わってほしい」という思いで宇都宮に出店しました。品種や熟成具合などに合わせて焼き加減を調整し、低温でじっくり時間をかけて焼いています。
 その焼き芋から作るスイーツで一番人気なのが「スイートポテト」(390円)。下はねっとり甘い「紅はるか」、上にはほくほくの「紅あずま」の2種類のペーストを使用。さらなるこだわりは「3日間かけて凝縮させた芋蜜がキーポイント」と店長の古内裕太さん(38)は話します。
 濃厚な芋蜜を使用した「お芋のブリュレ」や「焼き芋シェイク」もお薦め。
 

宇都宮市今泉4の12の1
Kハイツ1階(今泉八坂神社
向かい)
☎028・333・5700
午前11時~午後6時
月曜(祝日は営業、翌火曜)休
Ⓟあり

 

 

 

 


芋キューブシュー
さつまいもスイーツ専門店 いも家kaneki 佐野
かわいいムラサキの四角

クリームたっぷりの「芋キューブシュー」
クリームたっぷりの「芋キューブシュー」

 国産青果物卸・加工の東京フード本社に併設するサツマイモスイーツ専門店。使用するサツマイモは、京都府や三重県などの契約産地から仕入れ、無添加・無着色でサツマイモ本来の甘さや風味を出しています。
 人気の「芋キューブシュー」(500円)は、契約産地で調達したムラサキイモを使用。サクサクのシューの中に、ムラサキイモのクリームがたっぷり入っています。上にはムラサキイモ入りホワイトチョコをコーティング。見た目もかわいい一品です。
 また、「芋キューブシュー」も入った秋冬限定「芋アフタヌーンティー」(紅茶付き、3000円、5000円、1日限定5組、要予約)もお薦めです。

佐野市赤坂町939の15
☎0283・25・8822
午前10時半~午後5時半
日・月曜休
Ⓟ15台

 

 

 

 

 


元祖芋ようかん
舟定屋本店 足利
伝統の味、丁寧に手作り

程よい甘さの「元祖芋ようかん」
程よい甘さの「元祖芋ようかん」

 1899(明治32)年創業の老舗和菓子店。伝統と手作りを大切にし、昔ながらの製法で変わらない味を届けています。
 看板商品の「元祖芋ようかん」(880円)は、厳選に吟味し、時季によって仕入れ先を変える国産のサツマイモ、砂糖、塩のみを使用。一本一本、手で皮をむき、芽を取るという丁寧な手作業で作っています。主に「紅あずま」「紅はるか」を使用し、季節によって配合を変え、同じ味になるように工夫。サツマイモの食感と風味が口の中に広がります。
 5代目代表の石川真城さん(50)は「贈り物にも喜ばれます。またお茶はもちろん、コーヒーや紅茶にも合うので、伝統の味をご賞味ください」と話します。

足利市通4の2812
☎0284・21・3807
午前9時半~午後6時半
水曜、第4火曜休
Ⓟ3台