「タンスの資源」の育て方

 

 「もったいない」だけではなく、「繕う」のでもなく、思い出はそのままに、新たな〝生命〟を与え、豊かに育てましょう。春に新しいスタートとして…。

再び 輝き 再び HAPPY

リメーク

 

 子どもの成長はうれしいけれど、あっという間に着られなくなってしまう子ども服。お気に入りだったのに襟や袖口が汚れたり擦り切れてしまった服も、なかなか捨てられず…。そんな洋服がクローゼットで眠っていませんか。それなら、もう一度着られるようにしちゃいましょう! 今ある服を生かしておしゃれに変身させるアレンジ法を、宇都宮市吉野の服飾ブランド「ANT」のデザイナー倉林真知子さん(44)に教えていただきました。

 

 

 くらばやし・まちこ 南宇都宮大谷石エリアにアトリエを構え、大人服からベビー服、アクセサリー、バッグなどをオーダー制作している。昨年6月に2店舗目となるセレクトショップ「bigott」をオープン。

 

 

 

カジュアルなトレーナーが可愛いワンピースに変身。さらにアレンジしておしゃれ着風に

 

子ども服
トレーナー → ワンピース

 ❶サイズ110㌢のトレーナーを脇下7㌢でカットする(写真A。130㌢の場合は脇下10㌢)。
 ❷布幅110㌢の生地を長さ40㌢にカットして耳を落とす(写真B)。
 ❸ギャザーを寄せる。2本縫うことできれいなギャザーになる(写真C。分かりやすく赤の糸を使用)。
 ❹わにして縫う(写真D)。
 ❺胴の部分とスカートを縫い合わせる。中表でトレーナーとスカートを縫い合わせる(写真E)。ロックをかける(写真F)。
 ❻裾の処理。ひと折り目を1㌢(写真G)、二折り目は2㌢(写真H)の三つ折りにして裾を縫う。
〈アレンジのヒント〉
 手持ちのコサージュやリボンをウエスト部分に付けるだけで雰囲気が変わります。多彩で便利な市販品を利用すれば簡単です。
 トレーナーにつけたスカートの部分を大人物のシャツの裾に変えれば、違った雰囲気に。

 

 

 

 

 

 

メンズシャツの襟と袖口をカットした簡単アレンジのブラウス

 

メンズシャツ →ブラウス
 ❶襟、袖をカットする(写真A、B)。
 ❷袖口を5㌢折り返して縫う(分かりやすく赤の糸を使用。写真C)。
 ❸ゴムを通して完成(写真D)。

 

 

 

 

 

デニムなのでサスペンダーをイメージしたという遊び心のあるショルダーバッグ

 

ジーンズ →バッグ
 ❶ウエスト、股上部分をカットして3分割にする(写真A)。
 ❷表地に合わせて裏地をカット(写真B)。※のせて切るだけのずぼらカット。
 ❸表地と裏地を袋縫いする(写真C、D)。返し口の黄色く印をつけた部分まで縫う(写真E)。
 ❹裏返し、返し口をコの字縫いする(写真F)。
 

 

〈持ち手も一工夫〉
 ポケットを生かし手軽なサスペンダークリップとリボンやひもを使ってショルダーバッグに。化学繊維素材ならライターで溶かし、端処理する(写真①)。ロープ結び(写真②、③、④、⑤、⑥)にすると長さ調節も簡単。