清流の恵み アユ満喫                    

猛暑が続く今年の夏。夏本番を迎えて衰える気配もありません。そんなとき、少しでも涼を求めて「やな」を訪れてみてはいかがでしょう。天然アユの遡(そ)上日本一とも言われる那珂川をはじめ、県内の河川には観光やなも数多く存在します。清流と自然の恵み・川魚料理を楽しめる夏の風物詩・やなを紹介します。

髙瀬観光やな    【那珂川】

 

やなを作るための竹籠など伝統的な職人の技に美が光る大規模なやなが見どころ。那珂川の清流と美しい風景を前にのんびり。雰囲気ある野外やお休み所・食堂で自慢のアユ料理を楽しめます。
一押しは、アユを存分に味わえる鮎づくし(3240円)。塩焼き、刺し身、唐揚げ、アユ飯、アユこく、うるか、小鉢、漬物がセットで味わえます。

 

那珂川町谷田210
☎0287・96・3521
午前9時~午後6時。
8月1日〜11月15日まで無休

 

【写真説明】        上:職人の技と伝統へのこだわりを感じる大やな

中:木のぬくもりいっぱいのお休み所・食堂。炉端焼きをはじめ多彩な料理を堪能して

下:涼しげな庭の木立の中でも食事ができます

 

 


大瀬観光やな    【茂木】

 

国内有数の天然アユの遡上数を誇る那珂川に設けられた幅12㍍、奥行き23㍍、高さ2.2㍍の大やな。アユのつかみ取りなど水遊びも楽しめ、毎年多くの家族連れでにぎわいます。 
 食事所では川風を感じながら炭火で焼かれた鮎塩焼き(1人前2、3匹。大きさによる。750円)を味わうことができます。        

 

茂木町大瀬17
☎0285・63・2885
午前9時半~午後5時半。
火曜休(10月31日までは無休)

 

 

【写真説明】
上:豊かな緑に囲まれ、川のせせらぎを聞きながらのんびり

中:出来たての青々としたやなで水遊びする親子

下:炭火でじっくりと焼くアユの塩焼き
 

 

 

矢沢のヤナ     【那須烏山】

 

緑豊かな八溝山系とアユの宝庫・那珂川の自然を満喫できる、幅11㍍、奥行き18㍍の那珂川最大級の規模の大やな。大炉端場など収容人数410人のゆったりしたスペースで天然アユ料理をはじめエビフライ定食など多彩なメニューが味わえます。
 中でもお薦めは、アユ魚田(白焼き)やアユ飯焼きおにぎりなど8品がセットになった炉端焼コース(3200円)です。
 また、つかみ取り用池(要予約)もあり、子どもたちに大人気です。

 

那須烏山市滝田1078の2
☎0287・84・1187
午前10時半~午後5時。
11月30日まで無休。
(やなは10月末まで)

 

 

黒羽観光やな   【大田原】

 

やなにかかったピンピンと跳ねるアユを夢中になりながらつかむ子どもたち。那珂川上流沿いにあるやなでは、新鮮なアユ料理を堪能するだけでなく、自由に遊べるやなのほかに、アユを放流した池を無料で開放し、連日にぎわいをみせています。
清流とともに流れてくる心地よい川風と、せせらぎを聞きながら自然の恵みを味わえます。

 

大田原市黒羽向町1639
☎0287・54・0087
午前10時~午後3時。
11月3日まで無休(やなは10月31日まで。火曜は食事のみ)

 

 

佐久山観光梁    【大田原】

 

 開業から75年の歴史を誇り、塩原渓谷から流れてくる清らかな水の中で育った天然アユが楽しめます。そのおいしさを求め、県外からも数多くのリピーターが訪れる人気の穴場スポット。
 天然のアユは臭みがなく、キュウリのような香りがするのが特徴。この時期だけの醍醐味。ぜひ味わってみては。炭火で焼いた塩焼きは300円からのほか、アユフライも人気です。

 

大田原市佐久山3650の2
☎090・3144・8812(萩原さん)
午前11時~午後6時ごろ。
8月1日~11月15日まで無休

 


鹿沼観光 下沢やな    【 鹿沼】

 

関東屈指の清流といわれる大芦川に設置したやなで水遊びが楽しめます。水温が低く水がきれいな上流はイワナの生息地としても知られます。
敷地内のいけすのアユのつかみ取り(10匹4000円、焼き代込み)、イワナ釣り掘り(1匹600円、さお100円、焼き代50円)も人気です。飲食スペースでは、イワナ刺し身(1300円)、アユ刺し身(1100円)、アユ塩焼き定食(3匹、1600円)などが味わえます。

 

鹿沼市下沢1035
☎0289・62・8041
午前10時〜午後5時。
不定休(やなは25日から〈予定〉〜10月末まで)

 


鬼怒川大渡やな 船場亭     【日光】 

 

かやぶき屋根の古民家から川の流れを眺めることのできる和食所。オールシーズン営業しており、多いときには1日700人以上の来客があります。
アユ料理(塩焼き2匹800円など)のほかに、多いときで約80食は出るというウナギ料理もお勧め。愛知県産のウナギを生きたままさばき、奈良炭で焼き上げます(うな丼2200円など)。

 

日光市大渡1057
☎0288・21・8933
午前10時〜午後7時
(OSは同6時半)。
8月1日~10月末まで無休
 

 

道の駅きつれがわ観光簗「鮎小屋」    【さくら】

 

全国でも珍しい道の駅に併設のやな。昨年、荒川に40年ぶりにかけられたことでも話題になりました。全国で2台しかないという焼き機による、まき火焼きの塩焼きです。
 テークアウト専門ですが、鮎ピザ(1000円)や鮎のコンフィ(フランスパン付き200円)、人気の小鮎天ぷら(300円)があります。
さくら市喜連川4141の15
☎028・688・0087
午前10時~午後5時。
11月末までの予定。
月曜休(やなは10月末まで)

 

岡本観光やな     【宇都宮】

 

約70年続く、鬼怒川の歴史あるやなです。
8月1日から利用できるやなは、幅5㍍と比較的小さいながらも子どもに人気。リクエストがあれば、購入した養殖のアユを川に放し、やなで捕まえるというサービスも行っています。
アユは生きているものを焼くため、鮮度抜群です(塩焼き2匹900円、刺し身1000円など)。
宇都宮市東岡本町200
新鬼怒川橋上流
☎028・673・2031
午前8時~午後8時。
10月下旬まで無休
 

 

氏家大橋観光やな     【宇都宮】

 

鬼怒川河川敷にあり、ファミリーやグループでにぎわいを見せます。
アユの釜めし(1100円)やなまず料理など種類豊富な料理に加えバーベキュー(要予約。有料)があるのが特長。特に、流れのない掘の中でアユをつかみ取りするサービス(1グループ2250円。アユ5匹)では、子どもたちの歓声が響きます。捕まえたアユはその場で焼いて食べられます。
宇都宮市下小倉町地先
☎028・674・2141
午前9時ごろ~夜は状況に合わせて。10月下旬まで無休