想定外の出来事が続く不安な日常…
しかし今、この閉塞感の中で生きていかなくてはならない。
諦めではなく、覚悟を決めるでもなく。

ただ、日々少しでも安全であれ、豊かであれ、
そして楽しくあれと…

「この時代を暮らす」

 


 アスポは今回から大幅にリニューアルしました。名称も「アスポ プラス」に変更し、紙面内容も今を掘り下げる特集や新しい企画が登場します。
 題字に込めた「明日をポジティブに」の思いをさらに「明日の暮らしを〝もっと〟ポジティブに」と願いを込めました。
 読者の皆さんと共に、今を暮らしていくパートナーとして、「アスポ プラス」にご期待ください。

 

 

今、必要な5つの暮らし

未来に暮らす

… 子どものために

 生活のいろいろな面でデジタル化が進む現代。どんな未来になろうとも、子どもたちを守り、成長を見守ることが重要です。

「ここは分館。本館は各施設の子どもたちの本棚です」。チビッコ未来文庫カレンダーを手に佐藤さん

チビッコ未来文庫

資源ごみで図書カード贈る

 「子どもは社会のみんなで育てる宝もの」。市貝町の林業佐藤隆司さん(57)は、5年ほど前から児童養護施設の子どもたちの誕生日に図書カードを贈る「チビッコ未来文庫」と名付けた活動を仲間たちと続けています。
 その資金源は、鉄くずをメインとする資源ごみ。ほかに古新聞を回収して換金しています。また、施設の子どもたちが描いた絵でカレンダーを制作。1部1000円で販売し、500円を支援金に充てています。これまでも東日本大震災で被災した福島県の幼稚園に砂遊び用の安全な砂を贈るなど、さまざまな支援を行ってきました。
 チビッコ未来文庫では、北海道から沖縄まで真岡市の1カ所を含む全国6カ所の施設の子どもたち約280人に1人につき3000円の図書カードを贈っています。「一人一人が好きな本を選ぶワクワク感を大切にしたい。そのワクワク感は未来をつくる。成長するこやしです」と佐藤さん。
 (問)佐藤さん☎080・6555・0146。
                                 〈来月詳報〉

 

 

健康に暮らす

 … 自己管理の方法

  健康で、ぼけないで長生きするためには、健康寿命を延ばすことが大切。そのためには日頃の健康管理が必要です。

 

毎日の健康管理をサポート。頼れる「HUAWEI WATCH FIT」㊨、豊富なトレーニング機能と最新のヘルス機能を備えた「GARMIN VENU2」

 

充実のスマートウォッチコーナー。専門のスタッフに聞いて自分に合うものを

ウエアラブル端末

体の状態…いつでも記録

 個人で健康管理をするために役立つ「ウエアラブル端末」が注目されています。体に装着して使用する小型のコンピュータ機器のことです。ヨドバシカメラマルチメディア宇都宮の関本祐介さんにその用途によっての使い方や選び方を教えてもらいました。
 気軽に利用しやすいのが「スマートウォッチ」です。基本的にスマートフォンと連動して使用。ほとんどの機種が、歩数、消費カロリー、睡眠などの健康管理ができます。5000円台から2万円前後。操作が簡単で見やすい「HUAWEI」が好評。健康管理以上に体を鍛えたい人は「GARMIN」(VENU2/2S)がお薦め。トレーニングメニューを提案してくれ、動画を見ながらエクササイズなどができます。
 コロナ禍で注目のアイテム。最近は血中酸素レベルが計れるものも。スマートウォッチは健康・運動管理のためのもので、医療機器ではありません。自分の体の状態を把握し、意識しながら生活しましょう。
 (問)ヨドバシカメラマルチメディア宇都宮☎028・616・1010。

 

 

このまちに暮らす

… 食べ物の大切さ

 私たちは栃木で暮らしています。地域での問題や課題などがたくさんあります。それらを解決するために活動することが求められてくるのです。

 

フードバンクうつのみやの徳山篤理事長(写真左)、伊東由晃事務局長

 

フードバンクうつのみや

困窮者への支援 食品ロス対策に

 まだ食べることができるのに捨てられている食品の量は、日本国内で年間600万㌧以上に上ります。この「食品ロス」の問題は、環境への負荷も指摘されています。
 一方で「日々の食事に困っている人が増えている」と話すのは、企業や個人から食品の寄付を募り、生活に困っている人に無償で届ける活動を行うフードバンクうつのみやの徳山篤理事長。
 同フードバンクでは、昨年6月からおよそ月1回のペースで、生活困窮が深刻化した一人親世帯や学生を中心に米やレトルト食品、缶詰などをパッケージした「きずなセット」を無償で提供する食品配布会を開催。フードバンクの活動は県内でも広がりを見せ、家庭で余ってしまった食品を寄贈する「フードドライブ」を通年で実施する自治体や団体も増えています。
 (問)同フードバンク☎028・348・3412。

 

 

安全に暮らす

… 環境を考える

 地震や豪雨などここ数年、異常気象が頻発しています。安全に暮らすために、環境を守ることが必要です。

 

収穫期を迎えた「なかよしマンゴー」

木質バイオマス

余熱エネルギーで果実栽培

 那珂川町地域資源活用協同組合の鈴木材木店(那珂川町小川)の鈴木栄子さんとスタッフが、2016年から「なかよしマンゴー」の栽培に取り組んでいます。材木店でマンゴー!? 不思議に思うかもしれませんが、栽培の原動力になっているのが、木材を乾燥させるための木質バイオマスボイラーによる熱エネルギー。余剰熱で温水を作り、ハウス栽培に活用しています。
 その再生可能な木質バイオマスエネルギーを供給しているのが、国内最大級、国産材を専門に製材を行っている「トーセン」(本社矢板市、東泉清寿社長)です。本来なら捨てられてしまう木や製材の過程で出た端材などを燃えやすい木質チップにしています。
 間伐により山に放置されてしまう林地残材を生かし、木をくまなく活用することは森林を循環させ、CO2の削減から地球温暖化対策へとつながります。
                              〈次週詳報〉

 

 


豊かに暮らす

…お金の話

 日本人の平均寿命は男女とも80歳を超え、人生100年の時代。豊かな暮らしのためには、健康はもちろん、蓄えも必要なのでは。

 

ライフプランニング

〝必要な時〟に向け 準備を

 日本人の平均寿命は男女とも80歳を超え、人生100年の時代。豊かな暮らしのためには、健康はもちろん、蓄えも必要なのでは。
 人生の三大資金と言われる教育・住宅・老後資金。年代別で「お金」に対する悩みはそれぞれ異なります。「少しでも豊かで、より良い生活」を送るためのアドバイスを宇都宮市の嶋田商事、CFP(一級ファイナンシャルプラニング技能士)高村忠宏さんに聞きました。
 豊かな暮らしには、お金と向き合うことが必要。まず、将来のライフプランを作り、どの時期にどの程度のお金が必要になるか、どんな目的で貯蓄が必要なのかを把握しましょう。そのための貯金は非常に大切ですが、貯金するだけでなく、お金に働いてもらい、増える対策を始めるのが今の時代の流れ。
 昨今では「Nisa」(税金が免除される個人口座)や「ⅰDeCo」(60歳まで引き出せない個人積立年金)など国が始めた制度があります。資産運用やその活用について知識を得ることもこれからの時代には必要です。          (問)嶋田商事「お金の相談室」☎028・908・4143。

 

 

 この時代を暮らす… Aspoは日々の「不安」に向き合うための「5つの暮らし方」のヒントをお伝えしていきます。今号はいわば〝予告編〟。これから、このテーマを基に紙面を展開し、読者の皆さんと共に考え、皆さんそれぞれの〝本編〟をつくり上げていただきたいと思います。