足利散策

 足利のまちなかには、散策する時に便利な回遊サイン(歩行者案内板)が20基ほど設置されています。回遊サインには主要な観光スポットへの距離と所要時間が記されていますが、足利学校にちなんだ論語や郷土の偉人の言葉も添えられて「心の道しるべ」にもなっています。

 今回は心にとまった名言と、併せて関連する足利学校や草雲美術館、相田みつをゆかりの店をご紹介します。皆さんも一度足利を訪ねて、市内散策しながら心にしみる名言を探してみてください。

 

教育の原点で…

論語

史跡足利学校前

 

 
 

 足利学校は日本最古の学校。近世の学校の原点と位置づけられ2015年に日本遺産に認定されました。創建は奈良時代や平安時代など諸説ありますが、16世紀の最盛期には全国から生徒が集い3000人が学んでいたといわれています。また国宝の漢籍四種をはじめ貴重な書籍が約1万7000冊所蔵されています。       

 足利学校の入徳門を入れば、学びの始まり。「恕(じょ)」=思いやり、中庸の教え「宥座之器」(ゆうざのき)など、孔子が説いた教えを反復して学ぶ工夫が随所に施されています。    

 
 
 

同市出身の書家で詩人の相田みつをは、復元前の足利学校に建っていた小学校に通っていました。大正初期に建てられた同学校遺蹟図書館。夏は緑陰図書館として、みつをはじめ多くの市民が訪れていました。

一般420円、高校生220円、障がい者、中学生以下無料。

足利学校
足利市昌平町2338   
☎0284・41・2655 
4~9月は午前9時~午後5時、その他の期間は午後4時半まで。受け付けはいずれも30分前)
㊡第3月曜(祝日の場合翌日)

 

通2丁目十字路

(みずほ銀行向かい)

 

県道桐生岩舟線と中橋通りが交差する通2丁目交差点。交差点の東北側、みずほ銀行足利支店の向かいの歩道に建っています。南進すると中橋へ、交差点南にはからくり時計も。

 

包装紙や店内展示    

相田みつを

通2、4丁目ゆかりの店

 

 
 

通2、4丁目に設置された回遊サインには、ほっと気持ちを和ませてくれる書家で詩人の相田みつをの言葉が記されています。    

 

足利を代表する銘菓「古印最中」で知られる香雲堂本店。看板や包装紙、しおりのデザインはみつをが手掛けたものです。足利学校や鑁阿(ばんな)寺にゆかりのある落款(らっかん)にちなんだ「古印最中」は、戦後間もない頃、5代目主人が考案。みつをの包装紙と共に人気は全国的に広まりました。 

 

香雲堂本店
足利市通4の2570
☎0284・21・4964
午前9時~午後6時
㊡なし Ⓟ4台

 

 

 
 

足利学校から歩いて1分。みつをが無名時代から足しげく通っためん割烹なか川があります。みつをの作品を数多く所有し、季節に応じた展示を行っています。老舗のそば店で結成された「新そば会」の加盟店。お勧めは「天ぬきそば御膳」(2100円)。

 

 

めん割烹なか川
足利市通2の2659
☎0284・41・2322
午前11時~午後9時半 
㊡火曜(祝日は営業) Ⓟあり

 

ふるさとに尽力

田崎草雲

足利公園入口周辺

 
 

気迫に満ちた言葉の主は、南画家の田崎草雲。草雲は幕末から明治にかけて活躍した画家で、その作品は国内外で高く評価されました。一方、明治維新の動乱期には「誠心隊」を結成して治安を守り、また足利学校の貴重な書籍の分散を防ぐなど、足利を守ることに力を尽くした人物でもあります。       

 
 
 

草雲の幅広い作品の収集、展示を行う草雲美術館は足利公園の南、両毛線の線路沿いにあります。

一般・高校生220円、中学生以下無料。

草雲美術館
足利市緑町2の3768
☎0284・21・3808
午前9時~午後4時 
㊡月曜(祝日の場合は翌日)Ⓟあり

 

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