「グループ企業理念に基づくサステナビリティ経営の推進」 神戸製鋼所代表取締役副社長執行役員 柴田耕一朗氏

 下野新聞社の会員制組織「しもつけ21フォーラム」は8日、12月ウェブ特別例会として、神戸製鋼所代表取締役副社長執行役員の柴田耕一朗(しばたこういちろう)氏(62)の講演を下野新聞社ホームページ「SOON」で配信した。柴田氏は「グループ企業理念に基づくサステナビリティ経営の推進」と題して、KOBELCO(コベルコ)グループが取り組む新たな企業理念をベースにしたサステナビリティー(持続可能性)経営について説明した。

 柴田氏は5月に新しく制定したグループとしての企業理念を紹介し、「新たに制定した『KOBELCOが実現したい未来』『KOBELCOの使命・存在意義』は企業軸、組織軸の概念。当社グループとしての判断のよりどころで、組織として向かうべき方向性を示している」と語った。

 企業理念に基づくサステナビリティー経営の推進については、「社会課題の解決を軸としたグループ企業理念とサステナビリティー経営は一体のもの。社会貢献がなければ企業は持続しない。この関係性をしっかりと理解して企業活動を運営していきたい」と述べた。

 柴田氏は大阪府出身。大阪大大学院工学研究科前期課程原子力工学を修了し、1984年に神戸製鋼所へ入社。2018年6月から現職を務める。

 

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