「5G、より豊かな未来の到来」 NTTドコモ代表取締役社長 吉澤和弘氏

 下野新聞社の会員制組織「しもつけ21フォーラム」は6日、11月ウェブ特別例会として、NTTドコモ代表取締役社長の吉澤和弘(よしざわかずひろ)氏(65)の講演を下野新聞社ホームページ「SOON」で配信した。吉澤氏は「5G、より豊かな未来の到来」と題して、第5世代(5G)移動通信システムを使った同社の新たな取り組みなどを説明した。5G時代について、さまざまなパートナーと共に新たな価値を生み出す「協創」の重要性を強調した。

 吉澤氏は5Gについて高速・大容量や低遅延、多数接続の三つの特徴を挙げ、IoT(モノのインターネット)や人工知能(AI)などさまざまなテクノロジーの一つと指摘した。「新たな価値創出や社会的課題の解決などを実現するためのツール」と述べた。

 同社が取り組む360度カメラで撮影した8K映像の伝送や、AR(拡張現実)スマートグラスを使った遠隔地の現場作業員の支援といったサービスなども紹介した。新型コロナ禍を踏まえ、「5Gがリモート型社会へのシフトに対し非常に大きな貢献になってくる。いろいろなパートナーと協創し、新しい価値を提供し続けたい」と語った。

 

ウェブ特別例会動画をしもつけ21フォーラム会員限定で配信中(要ID/パスワード)

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