ともこ皮フ科クリニック森岡院長に聞く

 

新型コロナウイルス感染予防のために、マスクの着用が欠かせない日が続きます。夏は暑さや汗による不快感、熱中症などが心配されましたが、秋冬はどんなことに気を付けたらよいのか、気になります。佐野市鐙塚町の「ともこ皮フ科クリニック」の森岡智子院長に、秋冬に気を付けたいマスクによる肌トラブル、その対策などをお聞きしました。

 
■ともこ皮フ科クリニック■
佐野市鐙塚町156の1 ☎0283・85・9483 休診日:木・日曜、祝日

一般皮フ科:午前9時~午後0時半、午後4時~同6時半(最終受け付け)※土曜は午前9時~午後0時半、午後2時~同6時半(最終受け付け)
美容皮フ科:午前9時~同6時(最終受け付け)

森岡智子院長プロフィル
獨協医科大学卒業 国際医療福祉大学病院 形成外科・美容外科、志村大宮病院・皮膚科非常勤、都内の美容クリニック院長、品川美容外科・品川スキンクリニック院長 TOMOKO CLINIC開業

  

マスクを長時間着用するようになって、肌荒れ(かゆみ、赤み)、ニキビに悩む患者さんが増えています。マスクによる肌トラブルの原因は、「蒸れ」「摩擦」「乾燥」です。

蒸れ
マスク内は呼気や汗で蒸れています。蒸れた状態は雑菌が増殖しやすく、肌のバリア機能が弱まります。肌が元気でないと、雑菌に感染しやすく、さまざまな肌荒れを起こしてしまいます。 

 

 
 
摩擦
サイズが合わないマスクが擦れて肌に刺激を与え、肌荒れやかゆみを引き起こします。マスクは大きすぎても小さすぎてもズレや圧迫によって摩擦が生じます。耳の裏側も、長時間ゴムをかけていることで圧や擦れで炎症を起こすことがあります。 

 

 
乾燥
マスク内は、呼気で湿度が高まりますが、マスクを外した瞬間に水分が一気に蒸発し、皮膚の水分も蒸発してしまいます。シミ、しわの原因にもなるので要注意です。 

 

 
 
 
 放置しないで早めに対処

ともこ皮フ科クリニックの森岡院長によると、今年の夏は、マスクによる肌トラブルで来院する患者さんが多く、男性も肌の不調を感じる人が増えたそうです。同クリニックの患者さんから相談が多かった症状は、「肌荒れ」「かゆみ」「ニキビ」でした。

肌荒れ
肌荒れの症状は、赤み、ヒリヒリする、薄皮がむけてしまうなど。マスクが覆う範囲全体に出る、口元やフェイスラインに部分的に出るなど、症状の出る場所や範囲はさまざまです。

 

かゆみ
肌荒れの症状の1つ。かゆくてかいてしまい、症状が悪化するケースもあります。マスクの着用により体温が上がるとかゆみが出ることもあります。

 

ニキビ
マスクによる摩擦や蒸れによって肌のバリア機能が低下するとニキビができやすくなります。

 

これらの肌トラブルは、マスクによる「蒸れ」「摩擦」「乾燥」のいずれか、またはすべてが関係していると考えられます。  ※体質、生活環境などによって個人差はあります。

マスクの着用時は、肌への刺激を少なくして、マスクの中を清潔に保ち、丁寧なスキンケア、紫外線対策も心掛けましょう。また、野菜を中心に生のビタミンを摂取し、バランスの良い食事を取ることも大切です。コロナ渦で外食が減り、自炊するようになって肌の調子が良くなった患者さんもいます。良質な食材や調味料を選び、塩分や油脂を控えめにすることも意識しましょう。  

ニキビ、乾燥、かゆみ、赤みなど、気になる症状があれば放置せず、早めに皮膚科を受診しましょう。色素沈着、黒ずみが濃くならないように早めの処置が大切です。

 
 
マスクは顔半分を隠すことができるので、普段のメークが楽になったという声も聞きますが、マスクをしていても生き生きと元気に見せたいもの。そこで、マスク美人メークとマスクを外した時でも安心の崩れないメークテクニック、たるみを防ぐ方法などを足利市伊勢町のエステと化粧品の店MOMOのオーナー山根有香里さんにお聞きしました(同店が取り扱うコーセーの商品を中心にご紹介します)。

 

MOMOのオーナー山根有香里さん

エステと化粧品の店MOMO
足利市伊勢町2の8の18
☎070・4155・5268
午前10時〜午後7時
月曜、第2・4日曜休 ※予約優先

 

 

メークについて▶
目指すのは ナチュラルツヤ肌

 

 

べースメークは、ファンデーションを塗らずにBBクリームやCCクリームだけでナチュラルに仕上げる人が増えています。「プレディアCCクリーム」=写真A=は、下地とファンデーション、美容成分が一緒になったもので、くすみや小じわ、肌の乾き、毛穴の目立ちをカバーしてくれます。日焼け止め効果もあり。   

とにかくメークを崩したくないという人にお薦めなのは「エスプリーク パーフェクト キープ ベース」=写真B。薄付きの下地で肌をさらさらに保ち、メーク崩れを防ぎます。上から軽くフェースパウダーを重ねるのもお勧めですが、美肌に見せるには、自然なツヤが大切。付けすぎると粉っぽく老け顔になるので注意してください。

 

 
アイメーク 流行を取り入れて

 

 

顔の印象を左右する目元にはトレンドカラーを取り入れて。お薦めは「エスプリーク セレクト アイカラーN」=写真C。半練りタイプのアイシャドーなので、指にとってアイホールにポンポンとぼかしながら塗るだけで明るく元気な目元に。サーモンピンク①PK814を目の際からアイホールのくぼみにぼかし、下まぶたの中央にも同様に。人気色ワインレッド②RD400は上まぶたの目の際にぼかします。  

眉はペンシルで形を整えてから、隙間をパウダーでうめて、ふんわり自然に仕上げます=写真D。

 

 

 
崩れを防止 お薦め便利グッズ

 

 

美しいメークを長時間キープできるのが「驚きのメイクキープミスト」=写真E。メークの仕上げに5、6回顔に吹きかけるだけ。マスク内が呼気で蒸れていてもメークが崩れません。保湿成分が入っているので乾燥も防ぎ、敏感肌の人にも好評です。

口紅の上に塗るだけでマスクに口紅が付くのを抑えてくれる「魔法の口紅コート」=写真F=もお薦め。

 

乾燥・保湿について▶
ハリと潤い リフトアップに

 

 

ずっとマスクに覆われて、たるみやほうれい線が気になってきたという人にお勧めなのが、洗顔後すぐに使用するエイジングケア美容液「プレディア バイタルスピリッツ アドバンスド」=写真G。肌に活力を与えて、ハリや弾力がアップ。次に使用する化粧水などのスキンケアアイテムの効果も引き出してくれます。  

肌をぐぐっと上向きに引き上げてくれるのは「スパ・エ・メール ミッドナイト バンテージ マスク」=写真H。リフトアップや小顔効果も期待できます。リピーターの多い人気商品です。週1回のスペシャルケアに。