古き良きものを見直そうという生活が広がってきています。古家具、アンティーク家具、ヴィンテージ家具などが見直されています。県内のリサイクルショップにも、アンティークなものを集めた店も増えているようです。今回はそんなお店を紹介します。

 

 
新品さながら”現代物”

 

天井が高い店内にきれいにディスプレーされている家具

 

新築にも合う品ぞろえ
オトワリバース&リバイバルワークショップ   宇都宮 



インテリアショップかと見間違うほど、おしゃれな家具や雑貨などが並ぶリサイクルショップ。  

「仲間との絆が大切」とオーナーの永祚さん

ニュージーランドにホームステイした時に現地のリサイクルショップが格好良くて衝撃を受けたというオーナーの永祚(えいそ)純さん(42)。いずれ自分でも同じようにおしゃれなリサイクルショップをやりたいと心に決めたと言います。目指すは「新築時に家具を買いにきてもらえるリサイクルショップ」。置いてあるのは新品さながらのこだわり家具や雑貨、家電など。

トータルプロデュースもしてくれる同店。買い取りの査定にLINEを使うなど、新しい試みも。ぜひ気軽に遊びに行ってみては。

 

ベルモール近くの店舗

 

宇都宮市陽東5の10の28
☎028・612・2223
午前10時~午後7時半 木曜休 
Ⓟ8台

 

 
古き良き”年代物”

 

千本格子の格子戸にアンティークの電笠、レトロなガラスコップや薬瓶が並ぶ店内
〝ガラス〟に魅せられ
レトロ和家(なごみや)   佐野 


中学時代にコーラ飲料の瓶から始まり、社会人になると和ガラスに引かれてランプや氷コ ップを収集。「趣味が高じてできた店」と話す店主の大貫重行さん(58)が、妻の明美さん(58)と夫婦2人で営んでいます。  

大貫さん夫妻

大正から昭和初期の和ランプ、ガラス製品、昭和レトロの食器、雑貨、家具が所狭しと並びます。  

大正時代のつりランプ(8000〜3万8000円)は、キャンプ用として人気。格子戸などの建具や家具、医療用の収納棚、ダルマストーブなどは、店に展示していない在庫もあるので、探している人は来店前に電話で問い合わせを。不用品の買取り出張も。見積りは無料。

 

 

 

 

佐野市大祝町2272
☎0283・22・8776
午前10時〜午後5時
木曜休 Ⓟあり

 

 

 
店内は家具の展示・販売スペースのほか、不定期で手仕事作品の展示やカフェもオープン
再び命吹き込み継ぐ
FACTORY SERVICE   那須塩が原 


「昔の家具は機能的で材料が良いものが多い」と、明治、大正、昭和初期の家具を修理して販売。手を加えるのは家具によって異なり、磨くだけで見違えるほどになったものから、一部分だけ残し、他の部分は新しいものと融合させたオリジナル家具まで、約800点のアイテムが購入できます(非売品もあり)。  

「家の中が居心地の良い空間であってほしい」と願うオーナーの高野修一さん。捨てることではなく、どうしたら使えるようになるかを常に考え、修復作業に取り組みます。  

オープン4年目。
廃材を使い遊び心も含めたおしゃれな外観

「長い歴史を経た家具にも命があると思う。だから、もう一度命を吹き込んで蘇らせる。ここにある家具を大切にしてもらえる誰かの元に届くように。僕はその引き継ぎ役」


那須塩原市下厚崎364の6
☎070・4406・0644
午後1時~同6時
金・土曜、第2日曜休、他不定休あり Ⓟ10台

 
独特の風合いが魅力の古い家具や古道具
風合いなど魅力生かし
scales apartment(スケールス アパートメント)   栃木 


昭和レトロな雰囲気を感じる店構え。店内には明治、大正、昭和を中心に、日本の古い家具などが並びます。古いものが好きで10年前に同店を始めた店主の大塚悦雄さん。「独特の風合い、経年による変色やキズも古道具の魅力」と話します。  

観光客から店舗のインテリアを探しに来るショップオーナーまで来店者はさまざま。「気軽に立ち寄って、いろいろ見てほしい」と大塚さん。扱う商品は、椅子、テーブル、食器棚、食器やオブジェ、絵画などインテリア全般。数百円の手頃なものもあります。建具やドアなどは、近くの作業場兼店舗に展示しています。  

「気軽に立ち寄ってください」と店主の大塚さん

大工や一般の人から仕入れたものは、洗ったり、磨いたり、素材に合わせた方法で丁寧に手入れ、補修してから店頭へ。要望に応じて現代風に使いやすく修繕も行います。

栃木市嘉右衛門町4の19 ☎080・3157・6270 午前11時~午後5時 月曜休
Ⓟscales departmentの駐車場を使用

 

 
”工場長〟の佐藤一貴さんと国内外の絵本
最低限の修繕で安く
内町工場   益子 

 

本棚に並ぶ国内外のさまざまな絵本。店の奥に進んで行くと、古道具や古家具、古本、人気のあるガラス瓶や小瓶など「古いもの」が静かに姿を現します。〝工場長〟の佐藤一貴さん(42)は「常に何があるか分からないので、来ていただいた時の出合いを楽しんでいただければ」と言います。  

優しく美しい色合いのガラス

店名は、この場所がもともと工場だったことと自治会名が由来です。「買い取りをしているので、大事にしていたものを大切に引き継いで、大切にしてくれる次の方のところに行くようにメンテナンスしています」。必要最低限の手を加え、その分安く提供。  

予期せぬものとの出合いをつくってくれる工場へ足を運んでみてはいかがでしょう。

益子町益子897 ☎0285・81・7840 午前11時~午後6時
水曜、第1・3月曜休 Ⓟ町営駐車場を利用

 

 
ショールームのような店内。古道具を選ぶポイントのひとつは「愛着が湧くような部分を見つけること」
時に思いはせるモノに
6th Ave・storehouse 古家具と照明   宇都宮 


まるでショールームのような店内。純和風の生活様式から少しずつ洋風スタイルが取り入れられた大正から昭和初期の古家具を多く仕入れ、「元の姿に戻す」をコンセプトに修理、販売しています。  

「デザインはもちろん、色が濃く、しっかりしたケヤキやナラなど堅木の材質も仕入れ時に大切にしているこだわり」とオーナーの稲場友一さん。日本の職人さんたちが作る手の込んだ細かさが随所に見られるのも古家具の良さ。「使えば使うほどなじむ」と、経年変化による色味や艶もまた、魅力の一つ。  

空間コーディネートも得意とするオーナーの稲場友一さん

東京から店を移転し、地元に店舗を構えて6年目。「興味から、ここに並ぶ家具から日本の文化やその時代背景を感じ、思いをはせられるような『モノ』になればうれしい」

宇都宮市六道町12の20(六道郵便局隣)
☎090・6155・9545 午後1時~同7時
不定休 Ⓟあり(要確認)