6月になりました。今年は雨の季節、梅雨入りが平年よりも早そうです。湿気の多い生活はカビが繁殖したり、食材が腐ったりしがちです。そこで問題の多い台所や衣服の収納など快適に過ごせる技を紹介します。

 

うっとうしい日常から、
新しいシンプルな生活様式へ扉が開きます。

 
梅雨に備えて 冷蔵庫の扉を開け整理しましょう。

 

 

小堀愛生さん(写真中央)。整理収納コンサルタント、二級建築士、インテリアコーディネーター、親・子の片づけマスターインストラクター。SSS-Style⁺(整理収納LABO)代表。

収納アドバイザー1級と 住宅収納スペシャリスト ®の資格を持つスタッフ(左から滝田奈穂子さん、芳賀裕子さん、菊池紀子さん、勝連さおりさん)と一緒に整理収納のプロ集団として活動。

冷蔵庫

 

冷蔵庫をきれいに整理すると食品ロス防止ができ、家族みんなが使いやすく省エネにも
 

 

みんなで使うから…
出しやすく  戻しやすく

小堀さんに教わる整理術

 

梅雨時は湿気の多い水回りのカビや食材が腐りやすいなど、台所の整理が大変です。SSS-Style⁺代表で整理収納コンサルタントの小堀愛生さんに冷蔵庫の収納を聞きました。

 

冷蔵庫は家族みんなが一日に何度も開け閉めし、中身も日々変わる整理しにくい場所の一つです。そこで簡単に整理できる方法を紹介します。

7~8割収納で余裕を  

詰め込みすぎると冷えが悪くなり食材が劣化する原因に。

どこあるか分かりやすく 

 

浅めで奥行のあるトレーを使い縦に収納。手前に古い物、奥に新しい物がくるように。

 

①生活サイクルを考えて使いやすいグループ分けでトレーに収納することにより、庫内が見やすく掃除しやすくなります。

 

②チューブなどは100円ショップの便利グッズを使ってすっきり収納。

 

戻す場所を決める 

ラベルを貼るなどして誰でも元の位置に戻せるように。  

 

「分かりやすさ」「取りやすさ」「戻しやすさ」がきれいな冷蔵庫を維持するコツです。

野菜室  

 

紙袋に入れて収納 

 

ビニールに入ったままでは野菜は傷みやすいので、湿気を調整してくれるクラフト袋や新聞紙、キッチンペーパーなどで包んで収納。

 

 

同じ紙袋に入れて収納すると中身が一目瞭然。

 

すぐ使わない野菜は… 

料理に使って余ったニンジンなどは普段使うサイズに切り水分を取って冷凍保存袋に入れ冷凍庫へ。

 

うま味が濃縮されるので煮物、豚汁などに入れるといいです。

 

冷凍庫  

 

冷凍庫は立てて収納

 

冷凍食品や冷凍食材は、ブックエンドを使って立てて収納すると見やすく、取り出しやすいので便利。

 

何が入っているか上から見えるようにラベルを貼るといい。

 

野菜も冷凍可能 

葉物野菜は下ゆでして小分けにして冷凍保存袋で冷凍。タマネギはくし切り、薄切り、みじん切りなどに切って使う量ずつラップに包み冷凍保存袋に入れ冷凍する。

肉や魚は下味をつけて 

下味を付けることにより解凍後の調理時間が短縮され、また、作り置きより長く保存できる。

 

下味を付けた肉をストック袋に入れ、アルミトレーの上に置き、その上に保冷剤を置いて急速冷凍すると細胞を壊さずうま味が凝縮される。

 

 

 

げた箱の扉を開け整理しましょう。

 

玄関まわり  

 

 

玄関は、家の顔とも言える場所。しかし、靴の匂いやカビが気になる場所でもあります。梅雨時期にカビや臭いを防ぐ方法を紹介します。

げた箱も7~8割収納

余裕がある収納は、出し入れがしやすく、見やすい。拭きそうじもしやすいので、カビや臭い防止にも。

換気をする

定期的に扉をあけて風を通し換気する。

 

一日履いた靴は、玄関のたたきに一晩おいて湿気をとってからしまう。

 

ミニほうきが便利

 

カビの原因の一つであるホコリや汚れを取り除くのにミニほうきが便利。100円ショップで購入可能。

 

 

使い古しのタオルが便利

 

①雨の日には、玄関の入口に泥落としマットとして置いておくと玄関の汚れ防止に。
②げた箱に収納しておくと、雨にぬれたレインコートなどを玄関口で拭くのに便利。ある程度水気をとったら玄関や浴室などで乾かす。

傘は玄関の外に

 

濡れた傘は玄関に持ち込まず、玄関先で水気をきってから、外の傘立てに置くといい。

 

 

 

 

 

 

クローゼットの扉を開け整理しましょう

 

 

 

 濱田真由里さん。整理収納アドバイザー1級。お片付けレッスンや整理収納セミナーを開催。今月9日には足利市民活動センターのボランティア・NPOなんでも相談室「スッキリ楽しい整理術」の講師を担当。

ブログhttps://ameblo.jp/totono-l

 

 

クローゼット

 

 
無駄なく使いたいから…
見やすく  選びやすく

濱田さんに教わる整理術

 

衣替えを機会に、着たい服がすぐに見つかるクローゼットにしていきましょう。足利市の整理収納アドバイザー濱田真由里さんに洋服の片づけ方と湿気対策を聞きました。

 

 

衣類処分のコツ 要・不要を判断●  

着たい服が見つからないのは、服が多すぎるからではないでしょうか。賞味期限のない洋服は「もったいないから」と取って置きがちです。でも、本当にもったいないのは「似合わない服を着ているあなた自身」「着ない服が占めるスペース」です。要・不要を判断して着ない服は処分しましょう。引き出し一つからでOKなので、早速始めてみてください。

不要な服の見分け方
①サイズが合わない服 ②長年着て、くたびれている服  ③流行が過ぎている服 ④色・形が似ている服

 

8割収納を目標 小技を効かせて● 

 

服を探しやすくするためにクローゼットや引き出しは「8割収納」を目指しましょう。

①家族一人一人に分ける。  
②季節、種類(ボトム・トップス等)に分ける。クローゼットのバーを仕切ることができる百円均一の便利グッズを使うのも手。    
③ハンガーをむやみに増やさない。服が増える原因に。 
④引き出しにたたんでしまう服は、立てて収納する。どんな服があるのか把握できて、取り出しやすいです。

引き出しの服は立てて収納する

「湿気の対策」を 忘れずに注意!

①服を減らす。布は湿気をためやすい。  
②ジャケットなど毎回洗濯をしなくてもいい服は、着た後に一晩干してからしまう。  
③クローゼットにかける服はすき間を空ける。
④クローゼットやタンスの扉を開けておく。  
⑤クリーニングから戻ってきた服は陰干ししてからしまう。
⑥クリーニングの袋から出してしまう。カバーをかけたい場合は、不織布のカバーにかけ替えます。
 

防虫剤は一番上に置く!
防虫成分は空気より重く、上から下へ広がるため、収納箱などに入れた衣類の一番上が効果的。