旬の「美人」が勢ぞろい!

県内の市町で、最近見られる新たな流行や活動をはじめ、その土地ならではの“旬の動き”を紹介する「わが街トレンディー」。2回目の今回は、栃木デスティネーションキャンペーン(DC)に合わせて「あしかが美食まつり」を開催中の足利市。同市の農産物ブランド「あしかが美人」の7品目のうちの一つ、市産トマトを巡るトレンドを紹介します。
鮮やかな色で料理を引き立てるトマト。赤い色素に含まれるリコピンには、抗酸化作用、アンチエイジングや美肌効果もあり美容や健康に役立つ野菜として人気があります。
足利のブランドトマト「あしかが美人」(麗容)は今が旬。一番おいしい時期を迎えています。栃木DCに合わせ開催中の「あしかが美食まつり」では、市内29の飲食店が「あしかが美人」トマトを使用して新たな味を創造。期間限定特別メニューとして提供しています。和洋中の料理からデザートまで。中にはあっと驚く斬新なメニューも登場し、バラエティーに富んでいます。
フレッシュなトマトをそのまま、またはこの時期だけの特別なトマト料理と食べ比べてください。両方をとことん味わって、よりきれい(美人)になってほしい。「あしかが美人」トマトの魅力を“ご堪能”あれ。
JA足利 営農経済部営農販売課 岩本哲也課長

2004年にJA足利がトマト(麗容)を広めるために立ち上げた農産物ブランドが「あしかが美人」です。今では、トマト、いちご、アスパラガス、にんじん、キュウリ、ナス、大根の7品目まで拡大しています。名前には豊かな日照量と肥沃な大地で育まれた新鮮野菜を食べて身も心も一層きれいになってほしいとの願いが込められています。
「あしかが美人」トマトは、糖度と酸味のバランスが良く、果肉がしっかりとして、さっぱりとした味わいが特徴です。暑い日には、冷やしてそのまま生食がお勧めですが、現在行われている「栃木デスティネーションキャンペーン」期間中に開催される「あしかが美食まつり」では、市内29の飲食店で旬のトマトの味わいを生かした個性あふれる料理の数々を楽しむことができます。ぜひ、この機会に新たなトマト料理の世界をご賞味ください。
冷やしトマトそば 「手もみそば いけもり」

1日限定10食、1080円。

足利市宮北町1の2
☎0284・43・0731
あしかが美人トマトの特別コース 「イタリア料理 Fortuna」

「昔ながらの味わいがあって、そのままでも火を入れても何にでもできる万能さが足利美人の魅力」と、話すオーナーシェフの秋田谷法弥さん。イタリア料理では、トマトは身近な食材。すべての料理にトマトを使ったトマトのフルコースを提供しています。
前菜は2品。トマトのジェラートが溶けると濃厚ソースに変わる「天使の海老とトマトのジェラート」。パスタは自家製手打ち麺「タリオリーニのトマトソース」。メインは「鮮魚のソテー」。フルーティーでほんのり甘いトマトソースがかかった「パンナコッタ」は、想像を超えたおいしさ。3780円、昼は要予約。
足利市通2丁目2618の12
☎0284・22・2673
あしかが美食まつり(6月30日まで)
(問)同実行委員会(事務局・足利市観光協会)
☎0284・43・3000
https://www.ashikaga-kankou.jp/bisyoku-festival/