いよいよ花粉が飛び始めました。テレビや新聞でも花粉の飛散予想がスタート。そこで、医師による治療法を紹介した前回に続き、今週も花粉症を特集します。今回は花粉症の不快な症状を少しでも和らげる対策を、アロマやハーブ、エステ、ヨガそれぞれの専門家にお薦めを教えてもらいました。

楽しみながら…… ~アロマ~

 

 

暮らしの中、症状緩和大作戦

香りの「力」で過ごしやすく

 

 

生活の木 宇都宮福田屋店店長 中村陽子さん
 

 くしゃみ、鼻水、鼻づまりなど、マスクが手放せない時期に、アロマテラピーを活用しませんか。

 代表的な精油は「ユーカリ」。主成分の1,8ーシネオールは、スーッとした清潔感のある香りです。「ユーカリ・ラディアータ」は香りがやわらかく、お子さまにもお薦め、「ユーカリ・グロブルス」は強めのすっきりした香りです。

 「カモマイル・ジャーマン」「カモマイル・ローマン」や、メントール成分がスーッとし心地良い「ペパーミント」もお薦め。「ティートゥリー」は、シャープな香りがリフレッシュさせてくれます。この季節のケアに使用される方も多い精油です。  花粉の時期にお薦めの精油の使い方は芳香浴。ディフューザー(芳香器)を使って精油の成分を空気中に拡散し、香りを楽しむことです。

 精油は香りを試し、注意事項を確認してから購入しましょう。感じ方には個人差があります。

 
アイテムも多彩


 お薦めのグッズも紹介してもらいました。

 

「ハッピーノーズ」(10㍉㍑・1650円)。
花粉の時期に心地良いブレンド精油。ユーカリ、マートルなど数種類の精油をブレンド。鼻に抜けるさわやかでスーッとしたクリアな香りが春先にもお薦めです。

 

 

 

「マスクスプレー ティートゥリー」(1320円)。
ティートゥリー、ペパーミント精油などを配合。鼻に抜けるようなすっきりとしたフレッシュな香り。マスクの外側に2〜3プッシュして、20秒以上マスクを振ってから装着する。

 

 

「鼻下クリーム」(990円)。
鼻下用の保湿クリーム。モイストタイプは、シアバター、アルガンオイル配合、鼻下がピリピリするときのケアにお薦め。クールタイプは、ティートゥリー、ペパーミント配合で、すっきりした清涼感のある香り。

 

「アロマストーン・ハーバル」(880円)=㊨。
素焼きの石に精油を染み込ませて香りを楽しむ。
「アロマストーン・ラウンド」(715円)=㊧は缶に入れて持ち運びできる。

 

 

「アロマクリップ・車用」(1760円)。エアコンの通風口に取り付ける芳香器。アロマスティック(芯)に精油を染み込ませて使用。

 (問)同店☎028・624・2223。

 

お薦めは〝ブレンド〟ティー ~ハーブ~

 

 

自然療法で不快軽減

治癒力や免疫力を高めようく

 

マロニエハーブスクール代表 葛山幸子さん(宇都宮)
 

 自然療法として花粉症に効果があると言われるハーブ。花粉症の主症状を軽減するハーブとして第1にお薦めしたいのが、ネトル(ビタミン、ミネラルの宝庫)です。そして、エルダーフラワー(田舎の薬箱と言われる)、ルイボス(抗酸化作用は緑茶の50倍)、ペパーミント(鼻通りをよくする)の4種類です。

 粘液質があり、炎症を抑える「アズレン」という物質をもつカモミール(キク科)とエキナセア(キク科)は、キク科アレルギーの人は避けてください。

 

花粉症の軽減が期待される4種類のハーブはルイボス、ネトル、エルダーフラワー、ペパーミント
(右上から時計回り)

機能性が高く、自然治癒力や免疫力を高め、心身を整えてくれるハーブティーは、お薦めの4種類のハーブをブレンドして。単品よりもブレンドすることで相乗効果が期待できます。11月ごろから飲み始めてください。

4種類をブレンドしたハーブティー

 また、ネトルのドライハーブをミキサーでパウダーにし、ふりかけとしてご飯と一緒に食べるのもよいでしょう。生活の中にハーブを取り入れ、続けることがアレルギーの改善につながると思います。

 

 (問)マロニエハーブスクール☎028・627・7315。

 

 
 

 

腸など活性化、デトックスしよう

 

 

エステ&マッサージ マリーローズ 美容矯正師
 和久井悠絵さん(鹿沼)
足裏マッサージで不調部分をすっきりと

 アレルギー対策には腸の働きをよくすることやデトックス(解毒)などが大切。「足つぼ」(2750円)、「ハーブスチームスパ」(4400円)が効果的です。

 第二の心臓と呼ばれる足裏には、人間の身体の部位と対応する反射区(ツボ)があり、刺激することにより、不調部分に血液を巡らせ臓器の自然治癒力を高めます。たこや角質は体の不調の部分に出てくるのできれいにとってから芯がなくなるまでよくもみほぐします。

 

好きなハーブの匂いに包まれて
デトックスしながらリラックス

「鼻」の反射区は、親指の第一関節の少し上あたりで、指先に向かって刺激すると効果的。土踏まずあたりには消化器系の反射区があるので刺激すると消化器系臓器の活性化によるデトックス効果が期待できます。

 ハーブスチームスパは、フード付きの専用マントで頭まですっぽりと包み座浴器に座って、粘膜・経皮からハーブの有効成分を吸収。蒸されることで、体を芯から温め、デトックスやホルモンバランス改善、自律神経系の安定などが期待でき、ハーブの香りの蒸気で心も体も癒やされます。

 (問)同店☎0289・65・7239。

 プレゼント 
「マリーローズ」から「足つぼ・ハーブスチームスパのセット無料券」を3人にプレゼント。応募方法は7面のプレゼントコーナーで。

 

 

 花粉症の不快な症状改善にお勧めのヨガの呼吸法を足利市の本経寺で「お寺でヨガ」を開催している越川さんに教えていただきました。

 

 
 

片鼻呼吸法 ~ヨガ~

体に活力、心の安定も…

 

 

ヨガインストラクター、あん摩マッサージ指圧師
 越川絵梨佳さん(足利)
 

 ヨガの片鼻呼吸法  鼻孔を交互に使う呼吸法。一方の鼻の穴から息を4秒吸って、8秒吐くということを交互に行う。均等な息の流れを取り戻し、体の活力を生み、心を安定させる。

 

❶右手の人差し指と中指を折り曲げたら鼻の前へ。

 

指を折るのが難しい場合は人差し指と中指を額にあてる。

 

 

❷親指で右の鼻を押さえて鼻の穴を閉じ左の鼻から息を吐く。

 

❸親指は右の鼻を押さえたまま、左の鼻から息を4秒吸う。

❹薬指で左の鼻を押さえて鼻の穴を閉じたら、親指を放して右の鼻から息を8秒吐く。そのまま右の鼻から息を4秒吸う。

❺親指で右の鼻を押さえたら、薬指を離して放して左の鼻から息を8秒吐く。

  以上を1ラウンドとして3ラウンドから始めて、20ラウンドまで、徐々に回数を増やしていくとよい。

お勧めのツボ「合谷(ごうこく)」

 

 

 

 鼻水や鼻づまり、目のかゆみなど花粉症のさまざまな不快な症状を和らげる効果が期待できるツボです。3秒押したら、3秒放す。両手のツボで数回繰り返す。

 

 (問)越川さん☎080・8713・6936。