ふらりプチ旅とちぎ 「時代」に思いをはせて歩く~足利

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ふらりプチ旅とちぎ 身近なのに知らなかった「ひと」「もの」「こと」。そんな再発見や新発見を求め月1回、アスポリポーターが独自の視点と興味を持って県内を巡ります。(第26回目)

梅園、神社、裏通り…
歴史ある街 知る人ぞ知る 名所へ

 暖かな日が増えてきましたね。さあ、外に出て歩きましょう。ちょっと、まだ寒い?そのくらいの方がお散歩には最高です。
今回は街歩きから歴史・自然散策までまるごと満喫。そろそろ足利が誇る花の名所、織姫山の西斜面に広がる西渓園の梅が見頃を迎えます。でも、地元の人に尋ねても「西渓園って、どこ?何?」
といった反応が多い、知る人ぞ知る花のスポットなんです。西宮町の閑静な住宅街の奥の奥、道も狭いので歩いて行くのがお勧め。そこで旅の起点はJR足利駅。
織姫山までは、大通りを織姫交番前の信号まで西へ直進が観光の王道ですが、今回は大通りの一本奥へ。地元の人から親しまれる個性的な新旧の店が点在する通りや「陣屋大門通り」の路地を歩きます。車だと一方通行の道なのでご注意を。
足利の街中はどこをどう歩いても楽しめますが、素朴な足利に浸るなら今回のコースをご参考に。

須永青果店
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 JR足利駅北口を出たら西へ。最初に立ち寄ったのは須永青果店(❶)。お目当ては昭和の時代から地元で愛され続ける「つぼやき」の焼きイモ。国産の豆炭でじっくり焼き上げる茨城県産の紅こがねはホクホクでやわらか、皮ごと味わうことができます。「今年は特に甘いよ」と、笑顔を見せる店主の須永利之さん(65)と甘い魅惑の香りに、思わず引き寄せられます。

須永青果店       
足利市通2丁目15の5
☎0284・41・2000
午前9時半~午後6時(焼きイモが焼き上がるのは午前10時ごろ)
焼きイモは1本300円前後
日曜、祝日休 P4台

さいこうふれあいセンター

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 焼きイモで暖をとりながら、足利商工会議所の脇を抜け大通りを越えて江戸時代の足利藩主戸田家の陣屋跡がある「陣屋大門通り」へ。そこから西へ進み織姫神社の鳥居を過ぎ、さいこうふれあいセンター(❷)に。一息ついたら、西渓園(❸)を目指し山に向かって進みます。着いてみるとここまで50分くらい。

さいこうふれあいセンター
足利市西宮町2838(旧西小学校)
☎0284・22・4406 
第3月曜休 東側駐車場が観光で利用可(約20台)

西渓園
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 西渓園は織姫山の麓に広がる梅林で、約3㌶の敷地に1200本の白梅と紅梅が咲き誇ります。繊維産業で栄えた足利では、かつて女性工員が通う定時制高校があり、その育英資金の財源として興国化学(現アキレス)社長が、梅の実の販売を思い付き植栽したのが始まり。現在は市に寄付され、開花時期には無料開放されます。見頃は例年2月下旬から3月中旬頃。訪れた時はまだ開花前。ということで、早咲きの一輪を求め一人静かに散策してリフレッシュ!

西渓園
足利市西宮町3855
☎0284・43・3000(足利市観光協会)

もっくもっく(おでんとおばんざい)
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 織姫神社まで戻ったら、今度は北仲通りへ。昼時を過ぎた通りで、のれんの掛かる店を発見。もっくもっく(❹)は、和食とフレンチで修業を積み、農業にも従事、そして旅好きという豊かな経歴を持つ木村勲武さん(36)が、昨年9月にオープン。農家から届く旬の野菜を使ったおでんやおばんざいが人気です。おまかせで料理堪能しながら、使用している野菜や調理法など教えていただきました。今月から毎週木曜日正午に限定10食のランチ(1000円)を開始したところ、すぐ完売する大好評で、びっくりなんだとか。

もっくもっく(おでんとおばんざい)
足利市巴町2540
☎0284・82・9217
午後2時~同11時(木曜は正午から)
月曜休 
Pなし 

花の湯
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 最後に訪れたのは、1953年から続く銭湯、花の湯(❺)。2016年公開映画「湯を沸かすほどの熱い愛」のメインロケ地になったことでも話題を集めました。さすがは現役の銭湯、「宮沢りえちゃん色白で本当にきれいだった」と、店主の高畑久子さん(74)が話す間にも次々お客さんが入ってきます。毎週水曜日はバラの薬湯ということで、浴槽をのぞくとお湯がなんとパープル。近くに花街(ってなんだ?)があった頃には芸者さんもよく訪れていたなんて話を聞いたこともあり、しばし楽しい妄想タイム♪ 妙に足利っぽさを感じるレトロな雰囲気を満喫しながら、まきで炊かれた熱い湯船に漬かり今回の旅を締めくくりました。(H)

花の湯
足利市巴町2541
☎0284・21・8538
午後2時~同10時
大人350円、小学生130円、6歳未満70円 日曜休 P5台

今回訪ねた場所
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