新保光代さんに聞く「アートトースト」
食パンをキャンバスに見立て、クリームやジャム、フルーツや野菜、卵やハムなどの食材で絵や模様を描く「アートトースト(トーストアート)」をご存知ですか。
今、インターネットなどを中心に話題になっています。
インスタグラムに投稿するオリジナルアートトーストが多数のフォロワーに注目され、雑誌などにも紹介されている足利市の会社員新保光代さんに、初心者向けのアートトーストを教えていただきました。
※材料は、各1枚分
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キャンディートースト |
ホイップクリーム+マスカット+チョコチップ
- 食パンの一面全体にホイップクリーム適量を薄く塗る。
- マスカット(3粒)は皮付きのまま縦半分にカットしてキッチンペーパーで水気を取り、半量はさらに半分にカットする。
- ①のパンの上にキャンディを描くイメージでマスカットを配置する(1/2カットのマスカットの両端に1/4カットのマスカットを置く=完成写真参照)。
- パンの余白にチョコチップ適量を載せる。
- 〈さらにチャレンジするなら…〉小さい丸口を付けた絞り袋にホイップクリームを適量入れ、マスカットにストライプやドット柄を付ける。
※違う色のブドウでアレンジしても楽しい(皮が食べられる品種が良い)。
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バナナトースト |

- 食パンの一面全体にピーナッツバター適量を薄く塗る。
- 2㍉程度に斜め切りしたバナナ(1本、細いものは1本半)を縦に、上から隙間なく、少し重ねながら置く。パンからはみ出たバナナはキッチンばさみでカットする。
- ②のパンの斜め半分のバナナの上をラップで覆い、残り半分のバナナの上にココナッツパウダー(粉糖やココアパウダー、シナモンパウダーでも良い)を適量ふりかける。


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お花のトースト |

マヨネーズ+粒マスタード+キュウリ+ゆで卵+魚肉ソーセージ
- 食パンの一面全体にマヨネーズ適量を薄く塗り、さらにお好みで粒マスタード適量を全体に薄く塗る。
- ピーラーで縦に薄くスライスしてキッチンペーパーで水気を切ったキュウリ(1/2本分)を①のパンの左上から1枚ずつ、斜めのストライプのイメージで載せていく。
※キュウリは5㍉くらい重ねながら置いていくとよい。 - 食パンからはみ出たキュウリはキッチンばさみでカットする。
- ③のパンの上に、タマゴカッターで横に輪切りしたゆで卵(1個・中心部3枚使用)と2~3㍉に輪切りした魚肉ソーセージ(1/2本)で花を作る(黄身を中心にして白身の部分に魚肉ソーセージ5枚を載せて花弁を作る。魚肉ソーセージ3枚を重ねるとつぼみになる)。
※花弁を食パンから少しはみ出した配置にすると、より立体的な印象になる。 - 〈さらにチャレンジするなら…〉魚肉ソーセージにマヨネーズでドット柄を付ける。
※マヨネーズの絞り袋は、小物用の小さいチャック付きポリ袋にマヨネーズを入れ、一角を小さくカットして絞る。


▪6枚切りの山型食パンがお気に入り。面積が広いのでたくさん載せられる。
▪パンはお好みでトーストしてもよい。その場合は、マヨネーズやクリームなど下地は、パンのあら熱が取れてから塗る。
▪マヨネーズやクリームなどの下地はナイフなどを使ってむらなく平らに、隅まで塗る。
▪全面を使って模様の連続性を表現したり、パンからはみ出して立体的に見せる工夫も。
▪おいしく食べることが一番。図案を決める際に食材の色や形、おいしい組み合せを考える。
▪下地も食材も隅まで載せることで見た目も美しく、最後までおいしくいただける。
▪カットして余った具材は全部食べきる、または別の料理に使う。
アートトーストに決まりはないので、自分流に自由に楽しんでください。
インスタグラムアカウント @mekkoja_valo
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